こないだ友だちと話していてVSCodeのターミナルが細かいところで地味にいろいろ便利ということを言ったら「ええやん」ってなったので、VSCodeのターミナルを褒める記事を書こうと思いました。
Macを使ってる人にはピンと来ないかもしれません。WindowsのDOSプロンプトに長年苦しめられてきた人向けです。
VSCodeターミナルのここがすごい
ソースコードのすぐそばにターミナルがあってコマンドを実行できるというのが一番なのですが、他にも細かいところで使い心地がよかった点がいくつかあるので紹介します。
・テキストをコピーするとき矩形選択にならず普通の選択ができる
・PgUp、PgDnが使える
・好きなフォントを使える
・円マークがバックスラッシュ
テキストの選択
初めてこれを発見したとき個人的にすごく「おおっ!」てなりました。
DOSプロンプトではテキストを選択すると矩形選択になってしまいます。
(嘘でした。最近のWindowsでは普通の選択がデフォルトのようです)
VSCodeのターミナルは普通にテキストを選択でき、Ctrl+C
でコピー、Ctrl+P
で貼り付けができます。以前は長めのテキストをコピーすると画面端で改行されてしまっていたので、テキストエディタで改行を消したりしていました。その手間が不要になります。
PgUpとPgDnが使える
これも最近のWindowsではできるんだろうか…。昔のコマンドプロンプトはPgUp、PgDnが効かず、マウスホイールか右のスクロールパーを操作するしかありませんでした。VSCodeのターミナルは Shift+PgUp
Shift+PgDn
でスクロールできます。
好きなフォントが使える
WindowsのDOSプロンプトもフォントを変えられるのですが、選択肢がこれしかありません。
円マークがバックスラッシュになる
これも個人的にうれしかったところです。
最近はターミナルで起動するとアスキーアートで書かれた絵が出てくるソフトがあるのですが、アメリカで作られたからなのか、バックスラッシュを前提として作られていて、円マークになると絵が崩れてしまうのですね。
こういうのを見ると何だかとても残念な気持ちになって暗い気分で一日を過ごすことになるので、ターミナルでバックスラッシュが表示されるのはとてもうれしいです。
まとめ
他にもエディタの内容を選択してターミナルで実行できたりとか、デフォルトでは割り当てられていないけど、複数起動したターミナルをホットキーで行き来できたりするのでVSCodeのターミナルはとても使い心地がよいです。
現場でWindows7を強いられたりしている方は、ターミナル目的のためだけにVSCodeをインストールしてみてもよいと思います。