はじめに
2024年、私の価値観や行動が大きく変わりました。「創発」というあまり馴染みのない言葉が自分の中にしっかりと根付いた一年でした。
この記事では、この1年で私に起きた変化をお伝えします。
先に結論
- アウトプットやコミュニティ活動を始めた
- 「自分の成長」を中心に考えていたが、「共に成長」を重視するようになった
- 「共に成長」を意識して行動した結果、創発的な行動が増え、成果が良くなった
2024年前半の取り組み
アウトプットを始める
2024年3月、アウトプットを始めました。Qiitaで習慣的に投稿するようになりました。
次の記事は多くの反応をいただきました。
2024年4月には月間Contributor賞もいただきました。
その後も、投稿マラソン(38記事を毎日投稿)を完走しました。
アウトプットを通じて、自分の基礎知識を磨くことができ、さらに周囲の役に立っている実感を得られました。
例えば、次の記事を投稿した後、「記事を読んだよ」と社内で多くの方から声を掛けて頂きました。
コミュニティ
同時期に社外のコミュニティにも参加するようになりました。
アウトプットした記事の反応をいただいたり、共に勉強したりと刺激がありました。
2024年4月にIPAの「情報処理安全確保支援士」を取得しましたが、「共に勉強しながら資格を取得した」という感覚でした。
自己理解の深耕
社外のコミュニティに参加し、フィードバックを受けたり、他者と比較する中で、自分の強みや価値観をより深く理解できるようになりました。
2024年11月に「人生でやりたいこと100個」を挙げてみました。その結果、自分のやりたいことや興味が浮き彫りになりました。
価値観の変化「共に成長」「創発」
2024年の活動や「人生でやりたいこと100個」から、「自分の成長」よりも「共に成長」を重視していることに気づきました。
アウトプットやコミュニティでの活動を通じて、これまでになかった自分の価値観が引き出されました。
そして、それは「創発」という言葉がピッタリ当てはまりました。
「VISION DRIVEN INNOVATION ひとりの妄想で未来は変わる」より引用します。
創発とは、複雑系の理論で使われる用語で、”1+1 > 2”のように、多様な要素が集まることでそれ以上の結果を生むことを指す
創発によって、相手とともに成長し、社会にさらなる価値を届けられることに強い関心を抱いています。
これからの私の人生のキーワードは「創発」です。
価値観の変化の結果
価値観の変化に気づいたことで、創発的な行動が増えました。
社内でも発信するようになったり、個人間の連携やチーム連携を強化したりしました。
その結果、良い成果が出るようになっただけでなく、嬉しい言葉をかけてもらえることが多くなりました。
より上位職の方からは「周りをエンパワーメントする力がある」「あなたの周りの人は生き生きと働いている」など、私と一緒に働いてくれる協力会社の方からは「スキルを引き上げてくれる」など、これまでなかった言葉でした。
自分の強みに気づくことができました。
おわりに
この記事では、私の1年間の変化を紹介しました。
この内容が、キャリアや成長戦略を考える際の参考になれば幸いです。
それでは。