はじめに
◆この記事は何?
午後問題の勉強方法について共有する記事です。
◆対象は?
情報処理技術者試験の高度区分を受験する方(特に情報処理安全確保支援士)
◆この記事のねらい
午後問題対策の戦略立案の参考になれば幸いです。
先に結論
- 午後問題(過去問)が解けなかったのは、基礎力が足りないせい
- 基礎力を上げると合格基準に到達、効率も上がりました
- 解くスピードの向上
- 復習の効率向上
- 精神的な負荷軽減
- ここでの「基礎力」とは、シラバスの用語を全て説明できるようになること
背景
2024年春の情報処理技術者試験を受験しました。
先日受験したばかりでまだ結果は返ってきていませんが、午後問題の対策で良かったことを共有したいと思います。
午後問題の対策でよく言われていること
午後問題の対策として次のような内容をよく聞きます。
- 「記述に慣れましょう」
- 「文量に慣れましょう」
- 「過去問をやっておきましょう」
間違いではないと思います。私も過去問を解きました。
午後問題を解いたときに思ったこと
午後問題(過去問)を解いて思ったのは「なんとなくわかるけど、解けない」でした。
応用情報の勉強で覚えたはずの内容や、新たに学んだはずの内容が曖昧で、解けるまでには至りませんでした。
問題文中で使われている用語も、知らない単語が多かったです。
基礎力を上げた
そのまま過去問を解く、という選択肢もあり得たのですが、過去問に慣れることよりも基礎を優先しました。
やったこと/意識したことは次のとおりです。
- 午後問題の過去問演習は一旦やめました
- シラバスに掲載されている用語を理解して説明できるようにしました
- 時間をかけました
- 基礎力チェックのために、午前2を解きました
基礎力を上げて解いてみた
基礎力を上げて、午後問題を解いた結果、次のような変化がありました。
- スラスラと解けました
- 合格基準である正答率6割以上が連発しました
- 問題のやり直し/復習も楽にできました
- 解く時間が短くなったので、回数をこなせるようになりました
- 自信もつき、精神的にも楽になりました
午後問題が解けない要因はいくつかあったと思うのですが、その中で一番効いたのが基礎でした。
おわりに
午後問題が解けない要因は、不慣れではなく、基礎が足りないせいでした。
基礎を重視したことで、「試験のための勉強」「受験テクニック」というよりも「しっかりと身につく勉強」ができました。
試験区分は決めていませんが、私は再びIPA高度試験を受験すると思います。
そのときも基礎重視で勉強するつもりです。
本記事が試験勉強の戦略立案に少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは。