はじめに
◆この記事は何?
アウトプットの方法を提案する記事です。
◆対象は?
アウトプットに悩む方
◆この記事のねらい
アウトプットの選択肢を広げる
先に結論
- アウトプットの選択肢を増やすと良い
- 学びをプロンプトで表現する
- 今後も活用できるアウトプットになる
アウトプットの方法
アウトプット方法は多様です。私はQiitaへの投稿を続けています。しかし、Qiitaでは表現しづらい学びもあると気づきました。
例えば、書籍で学んだ内容をそのままQiitaに書くと記事の価値が下がると考えています。
私は途中で断念した記事もあります。効率的な学びのため、Qiita以外の方法も必要です。
学びをプロンプトにする
この課題を解決するため、学んだ内容をプロンプト(生成AIの入力)として表現する方法を提案します。
例えば、私は『秒で伝わる文章術』という本を読んで次の内容を学びました。
読み手ファーストな文章を書く上で、最も重要なこと。それは「とにかく短く書くこと」です。
そして、書籍の内容をもとに作成したのが次のプロンプトです。
書籍の内容を踏まえながら、「短く書くことに特化したレビュー」のためのプロンプトを作成しました。
# 命令書:
あなたはプロの編集者です。
以下の制約条件とレビュー観点をもとに、入力文をレビューした結果を出力してください。
# 制約条件:
- 文章単位で、改善できる文章を指摘して、改善案を出力する。
- 出力例
- 改善できる文章
- {元の文章}
- 改善案
- {改善提案された文章}
- 改善理由
- {改善提案する理由}
- 文章の構成は変更しない。
- 引用箇所には変更を加えない。
# レビュー観点
1. 読みやすい日本語にするために文をできるだけ短くする
2. シンプルでわかりやすい日本語にする
3. 誤字脱字があれば訂正する
4. 短い文にするために過剰に丁寧な日本語があれば改善する
# 入力文:
# 出力文:
また、プロンプトをSNSでもアウトプットしました。
その結果、アウトプットの選択肢を増やすことができました。
プロンプトにすると何が嬉しいか?
プロンプトの形式にしておくと、後から活用しやすいです。
「使える状態」で保存できるのが素晴らしいです。
実際、私はこのプロンプトを記事を書く際に多用しています。
学びをプロンプトで表現するアウトプットは、インプットを活用しやすくなります。
おわりに
この記事では、「プロンプトをつくる」アウトプット方法について紹介しました。
手軽にアウトプットができ、その後も有効活用しやすい方法だと思います。
アウトプットに悩んでいる人の参考になれば幸いです。