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【初心者】Amazon Route53 でドメインを取得する

Last updated at Posted at 2023-12-12

1. はじめに

  • 結構AWSの仕事をしているが、自分でパブリックドメインを取得したことがなかった。
  • Route53のルーティング設定を用いて負荷分散/冗長化を図るような仕事があり、検証環境作成のため初めてドメインを取得したため、今更ながら手順をまとめておく。

2. やったこと

  • Route53で、パブリックドメインを申請・取得する。
  • 適当なレコードを登録し、インターネットから名前解決できることを確認する。

3. 構成図

image.png

4. 手順

4.1 ドメインの登録

  • Route53のトップ画面 -> 「開始する」 -> 「ドメインを登録」を選択する。

image.png

  • 取得したいドメイン名候補を入力し、空きを確認する。

image.png

  • 希望のドメイン名(本記事内ではxxxxx.netとする)を選択し、料金を確認して「チェックアウトに進む」を選択する。

image.png

  • 今回は検証用途のため、自動更新はオフとする。

image.png

  • 連絡先(氏名、住所、メールアドレス)を入力する。ここで入力した内容がwhoisで検索可能になるのを抑止するため、「xxxxx.netの連絡先のプライバシー保護をオンにする」をチェックする。「次へ」を押すと入力内容の確認画面が出るため、確認後に「送信」を選択して、登録申請処理を行う。

image.png

  • 「ドメイン」-> 「リクエスト」で、新規申請したドメインが「進行中」になるのを確認する。

image.png

  • 登録したメールアドレスに確認メール(タイトル:Verify your email address for xxxxx.net.)が来るので、本文中の確認用リンクをクリックする。

  • その後、「ドメイン」-> 「リクエスト」で、新規申請したドメインが「成功」になるのを確認する。

image.png

  • 登録したドメインでのパブリックホストゾーンが自動作成される。

image.png

4.2 レコードの登録

  • パブリックホストゾーンの画面にて、「レコードを作成」を選択する。あらかじめElastic IPをアタッチ済のインスタンスを用意しておき、そのElastic IPをAレコードとして登録する。

image.png

  • ホストゾーンにAレコードが追加されたことを確認する。
    image.png

4.3 動作確認

  • インターネット経由で名前解決ができることを確認する。FQDNを用いてpingやsshが可能になる。
[ec2-user@ip-10-0-0-156 ~]$ dig mksamba-instance.xxxxx.net

; <<>> DiG 9.16.38-RH <<>> mksamba-instance.xxxxx.net
;; global options: +cmd
;; Got answer:
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 28257
;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 0, ADDITIONAL: 1

;; OPT PSEUDOSECTION:
; EDNS: version: 0, flags:; udp: 4096
;; QUESTION SECTION:
;mksamba-instance.xxxxx.net.        IN      A

;; ANSWER SECTION:
mksamba-instance.xxxxx.net. 300 IN  A       xx.xx.xx.142

;; Query time: 70 msec
;; SERVER: 10.0.0.2#53(10.0.0.2)
;; WHEN: Mon Dec 11 14:50:11 UTC 2023
;; MSG SIZE  rcvd: 75

5. 所感

  • 自分で自由にできるドメインがあると楽しい! ルーティングポリシーの検証などを深堀していきたい。
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