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AWS re:Invent 2023 レポート (IoTお絵描きロボットのワークショップ)

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1. はじめに

  • AWS re:Invent 2023 に参加した。特に楽しかった/勉強になった内容についてまとめておく。
  • 本記事では、お絵描きロボットを動かすワークショップについて紹介する。「現地ではこんな楽しいのができるんだよ」ということで、来年以降行く人の参考になれば...

2. ワークショップの概要

  • ワークショップ名:「IOT205 | Using generative AI & AWS IoT to build a 2D robot that draws pictures」
  • できること:
    • Amazon Bedrock 上の Stable Deffusion で、好きな画像を生成する。
    • 生成した画像を描画用のものに変換し、AWS IoTを経由して手元のお絵描きロボットに送信する。お絵描きロボットがアームを動かし、ボールペンで実際に物理的に絵を描いてくれる。(以下動画の感じ)

動くところ2.gif

3. ワークショップの進め方

3.1 アーキテクチャの説明

  • 最初にアーキテクチャの説明がある。概要としては以下の通り(ちゃんとは理解できていないが...)。
    • AWS Amplifyで、フロントエンドWEBを作成する。
    • Amazon Bedrock(Stable Diffusion)で、入力されたキーワードに基づく画像を生成し、S3に保存する。
    • Lambda(Image vectorization function)で、画像を描画用のデータに変換する。
    • ロボット(図中のXIAO Sense)を、AWS IoT CoreでMQTT接続する。描画データに基づき実際にお絵描きするように指示する。

構成図.png

3.2 作業手順

  • AmplifyでフロントエンドWEBを作成する。

image.png

  • プロンプト「A picture of an astronaut on moon, riding a horse, 8k, photorealistic, hd」を入力すると、右側に宇宙飛行士の画像が生成される。

image.png

  • 生成された画像をボールペンでの描画が可能な感じのデータに変換する。

image.png

  • お絵描きロボットを組み立てる。(バラバラの状態で渡されるので、アームやモーターをマニュアルに従いねじ止めしたり)

image.png

  • AWS IoT Core 経由のtopic送信により、「テスト用の四角形を描画せよ」「S3に保存されたデータに基づき描画せよ」などの命令を行い、ロボットに描画させることができる。(記事冒頭の動画参照)
  • 周りの人は実際にAI生成された絵の描画もできていたが、私はwifi接続が安定せず、四角形の描画までしかできなかった。

4. 所感

  • 真剣にAWS上の設定したり、ロボット組み立てたりして、あっという間の2時間だった。
  • 実際に物理的に動くものを作れることで、「うわー勝手に動いて絵描いてる!」みたいな驚きがあり、こういうのを自分でもやってみたいというモチベーションにつながった。
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