4
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

【初心者】Amazon Macie を使ってみる

Last updated at Posted at 2021-01-31

1.目的

  • セキュリティ関連サービスを一通り復習している。一度も触ったことの無かった Amazon Macie について、チュートリアルレベルの確認を行い概要を理解する。

2.Amazon Macie とは(自分の理解)

  • S3に含まれる機微情報(電話番号、クレジットカード情報など)を検出できるサービス。

3.やったこと

  • 検査対象のバケットを作成し、サンプルデータを含むファイルを保存する。
  • MacieのJobを作成して検出処理を行い、結果を確認する。

4.構成図

macie-図.png

5. 作業手順

5.1 事前準備

  • 空のS3バケットを作成する。
  • 機微情報っぽいデータを含む日本語及び英語のサンプルファイルをアップロードする。それぞれファイル形式はcsvとxlsxとする。(内容は同じ)
English-namelist.csv/.xlsx
Name,Phone,email,credit card
Taro Yamada,03-1111-2222,yamada-taro-test@gmailgmailtest.com,1111-2222-3333-4444
Jiro Yamada,03-1111-3333,yamada-jiro-test@gmailgmailtest.com,1111-2222-3333-5555
日本語名簿.csv/.xlsx
名前,電話,メール,クレジットカード
山田太郎,03-1111-2222,yamada-taro-test@gmailgmailtest.com,1111-2222-3333-4444
山田次郎,03-1111-3333,yamada-jiro-test@gmailgmailtest.com,1111-2222-3333-5555

macie01a.png

5.2 Macie jobの作成

Macie の jobを作成する。

  • Step1: 検査対象S3バケットの選択

  • 前の手順で作成したバケットのみを指定する。
    macie02a.png

  • Step2: 選択したS3バケットの確認

  • 選択したバケットが正しいか確認する。
    macie03a.png

  • Step3: スコープの指定

  • 今回は「ワンタイムジョブ」(1回のみ実行)を選択する。

macie04a.png

  • Step4: カスタム識別子の指定

  • 今回は特に指定せず、Macieのデフォルト設定でどこまで検出できるのか確認する。
    macie05a.png

  • Step5: 名前の設定

  • jobの名前を設定する。
    macie06a.png

  • Step6: 設定の確認

  • jobの設定内容を確認して実行する。
    macie07a.png

5.3 Macie jobの結果確認

  • 左メニューの「ジョブ」から、ジョブ名を指定して結果を確認する。

macie10a.png

  • 以下の結果となっている。
  • 英語版の2つのファイルから機微情報を検出。
  • それぞれのファイルに対して「『Brazil Phone Number』が2個含まれている」という結果が出た。(ブラジルでも03-xxxx-xxxxのように電話番号を表記するのだろうか、、)

macie11a.png

  • データのどこが検出対象となったのかをjsonで確認できる。ファイルの2,3行目の2列目のレコードであり、まさに電話番号が書いてあるフィールド。
    macie12a.png

6.所感

  • まだ日本語対応もしていないようであり、試しに使う分にはよいが、「これで正式に監査を行う」とするには少し早いかなと感じた。
4
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?