#はじめに
AWSを触り始めて5ヶ月でAWSソリューションアーキテクトプロフェッショナルを取得しましたので、その経緯と勉強法をまとめたいと思います。
#自己紹介
情報系の学部に所属している大学3年生のみなみ(@mkoki0822)です。
趣味は空を飛ぶ事で、スカイダイビングやウイングスーツというスポーツをやってます。
今年の4月まではプログラミング経験は殆どなく、授業で触った程度でした。
「Web系のインターン参加したいな〜」って思いまして、今年の4月からKoilinでアプリ作ったり、PHP(Laravel)で簡単なCRUDアプリを作成しておりました。
5月からは趣味の繋がりでインフラエンジニア(AWSメイン)として長期インターンのような形で勉強させて頂いております
###受験時点でのインフラの知識
5月〜6月にサーバーやネットワークの基礎、AWSの基礎を学習しまして、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトを取得しております。
インターンにて主要なサービスについては触ったことがあります。
###受験しようと思ったきっかけ
純粋にAWSが面白くて、もっと知識を増やしたい!という思いで挑戦しました。
#学習時間
約100時間
8月18日から9月12日の26日間を使いました。
夏休み期間中でしたので、一日5時間以上は学習していたかと思います。
(ダラけてた時間も多いと思いますので実際に集中して取り組んだ時間は60時間くらいかと思います笑)
#やったこと・教材
##AWS認定ソリューションアーキテクト -プロフェッショナル 試験特性から導き出した演習問題と詳細解説
今年の6月に出版されたばっかりのプロフェッショナルの対策本です。
日本語で書かれたプロフェッショナル試験の為の対策本はこれまで出版されていませんでした。実務経験も無く、英語も苦手な自分にとってはありがたかったです。
本書籍は1〜9章で構成されています。
- 第1章 AWS認定ソリューションアーキテクト -プロフェッショナル試験の概要と特徴
- 第2章 各種サービスの概要
- 第3章 試験で問われるシナリオの特性
- 第4章 「組織の複雑さに対応する設計」分野におけるケース問題
- 第5章 「新しいソリューションの設計」分野におけるケース問題
- 第6章 「移行の計画」分野におけるケース問題
- 第7章 「コスト管理」分野におけるケース問題
- 第8章 「既存のソリューションの継続的な改善」分野におけるケース問題
- 第9章 模擬問題
1章〜3章が講義形式で
4章〜9章が問題形式となっております。
問題は全部で150問程度で、解説も詳しく記載されていますのでぜひやるべきです!
##公式模擬試験
クラウドプラクティショナーとアソシエイトで2回分の無料バウチャーを貰いましたので、使わせていただきました。
なかなかの難易度の問題が出題されますが、気を落とさないように
自分の場合は対策本が終わった時点で45%
試験の3日前に**75%**でした。
また、問題の答えを教えてくれないので、自分で調べる必要があります。
##AWS WEB問題集で学習しよう koiwaclub
https://aws.koiwaclub.com/
有料となりますが、かなり本試験に近い問題が350問ほどあります。
自分はこちらの問題集を重点的に学習しましたが、一番役に立った教材でした。
最低でも2〜3周、7割以上は正解できるまで繰り返すべきです。
また、しっかり解説も読み込み、それでも理解出来ない点に関してはAWS公式ドキュメントを確認しましょう。
##Exam Readiness: AWS Certified Solutions Architect – Professional (Japanese)
https://www.aws.training/Details/eLearning?id=42403
AWSが公式に出しているプロフェッショナル試験対策のE-ラーニングです。(もちろん無料!)
約4時間程度で終わる分量ですが、絶対やっておくべきです!
##Jayendra's Blog
https://jayendrapatil.com/
英語の教材となりますが、かなり評判がよかったので少し使ってみました。
こちらの教材は半分が講義形式、半分が問題形式の教材となります。
体感ですが、問題に関しては対策本やKoiwaClubと被っている所も結構ありますので、無理にしなくてもいいかもしれません。
対策本の代わりにこちらの教材をやるのであればオススメします!(無料ですので)
##Blackbelt AWS クラウドサービス活用資料集
みんな大好きBlackBelt
サービスの概要を掴めます。
しかし今回のプロフェッショナル試験では、サービス一つ一つの知識よりもサービスを組み合わせてどのように課題解決を行うかが出題されますので、最初に確認する程度で大丈夫かと思います。
##AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル模擬試験問題集(全5回分375問)
https://www.udemy.com/course/aws-53225/
こちらの問題集ではかなりマニアックな問題まで出題されます。
900点以上を目指したいのであればやるべきなのかも知れませんが、やりすぎな所もあります。
自分には難しすぎて、途中で投げ出しました....笑
##公式のドキュメント、Q&A、WhitePaper
こちらは他の教材と組み合わせて使用するのがオススメです!
中にはこちらの教材のみを用いて合格する猛者もいらっしゃるようですが、結構な分量があります。
ちなみに、もし今回落ちた場合は、こちらを徹底的に読み込もうかと考えていました。
#試験当日
試験当日は緊張しすぎて40分前に到着してしまいました...
今回は特別にテストセンターに空きがあった為30分前から受験させていただきました。
→基本的には15分前くらいに行きましょう笑
試験時間は180分ですが、わからない所を飛ばしつつ80分で一周しました。(一周終了時点でフラグを立てていた問題は25問程度です。)
KoiwaClubの類題が全体の2〜3割近くあったので、その問題に関しては即答できましたが、フラグを付けた問題はどれもビミョーな問題ばかり...
2周目は一旦フラグ以外の問題の見直して、ケアレスミスの確認を行います。(20分程度)
残りの80分で25問のフラグを付けた問題に取り掛かります。
どれも二択までは絞り込めるものの、どっちもありそうで困る、、
最終的には消去法でなんとか絞り込みました。
#結果
無事合格出来ました!
最終的に自信のなかった問題は17問ほどありましたが、スコアは840 「ギリギリで合格かな〜」って思っておりましたが、二択が結構当たったのかもしれません。
#感想
プロフェッショナル試験を合格しましたが、だからといってAWSの事マスターできた訳ではないと思っております。
ですが今回の試験勉強を通じて、AWSの基礎的知識であったりAWSはこんな風なユースケースを想定しているんだーってのをなんとなく感じることが出来ました!
PS.就活頑張ります......