自作nimbleモジュールのバージョンをいい感じにする

概要

*.nimbleファイルにバージョンを直書きするのはなんだかなー、と思っていたらnimble自体の.nimbleファイル(ややこしい)がいい感じになっていたのでコピペした。

説明

.nimbleファイル内ではnimの文法が使用可能なのでsrcディレクトリ内のファイルで定義してやればよい。

exampleというパッケージ名の場合、

src/examplepkg/common.nim

const exampleVersion* = "0.1.0"

example.nimble

import ospaths

# フルパス取得用テンプレート
template thisModuleFile: string = instantiationInfo(fullPaths = true).filename

# 存在確認
when fileExists(thisModuleFile.parentDir / "src/examplepkg/common.nim"):
  # コンパイル (nimble install)時
  import src/examplepkg/common
else:
  # nimble installするとsrcディレクトリが展開されるので
  import examplepkg/common

# Package

version = exampleVersion
~
~

注意点

nimble initの際、Package typeにbinaryを選択(binがあってinstallExtが無い状態?)するとsrcディレクトリが消えるのでこの方法は使用不可。

まとめ

いつの間にかnimble initでパッケージタイプごとのプロジェクトテンプレートが生成されるようになったりしてた。

宣伝

結構前から作ってるnimのREPLっぽいもの。
https://github.com/mkanenobu/nimre