概要
python の描画パッケージ pygalの紹介になります。
あくまで紹介なので細かい文法等にはこの記事では触れない予定です。
pygalの紹介
install方法は以下のようにpip installで可能です。
pip install pygal
まずこんな感じに記載すると棒グラフを記載することができます。
(なんとなくkerasに書き方が似ていますね)
import pygal # pygalをimport
bar_chart = pygal.Bar() # 棒グラフのオブジェクトを作成
bar_chart.add('Fibonacci', [0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55]) # オブジェクトに値をいれる
bar_chart.render_to_file('bar_chart.svg') # 作成したグラフをsvgファイルとして保存する
実行するとカレントディレクトリにbar_chart.svg
ができるのでこれをブラウザで開くとこんな図が表示されます。

plotlyなどのようにインタラクティブな図が描画されます。
もしくは、lxmlパッケージをインストールして、
bar_chart.render_to_file('hoge.svg')
やbar_chart.render()
に部分をbar_chart.render_in_browser()
に書き換えるとrenderから
browserでの確認を早く行うことができます。
もしくはnotebookでの分析をメインに行っている方には以下のように記載することでnotebookにグラフを埋め込むこともできます。
from IPython.display import display, HTML
base_html = """
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<script type="text/javascript" src="http://kozea.github.com/pygal.js/javascripts/svg.jquery.js"></script>
<script type="text/javascript" src="https://kozea.github.io/pygal.js/2.0.x/pygal-tooltips.min.js""></script>
</head>
<body>
<figure>
{rendered_chart}
</figure>
</body>
</html>
"""
display(HTML(base_html.format(rendered_chart=bar_chart.render(is_unicode=True))))
pygalはSVGを作成します。SVGは任意のエディターで編集して、非常に高品質の解像度で表示できます。SVGは、FlaskやDjangoとも簡単に統合できます。
棒グラフの他にも以下のようないろいろなグラフを描くことができます。(グラフはドキュメントから拝借しました)
普段分析でよく使うようなグラフから、地図への描画まで対応しています。









ぜひ使ってみてください~