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Storybookについて簡潔にまとめる(part2)。

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はじめに

本記事は Storybookについて簡潔にまとめる(part1) の続きです。
前回はStoryBookとはどういうものか?また、Storybookのインストールや導入方法についてみていきました。今回の記事では実際にコンポーネントをStorybook上に定義して、Storybook上にそのコンポーネントを表示させていきます。

Storybookの画面構成

画面構成は以下の画像のようになります。
storybook2.png

それぞれのパネルの説明です。

パネル 説明
Storyパネル Storybook上に載せるストーリー一覧を表示
プレビューパネル ストーリーパネルで選択したコンポーネントの実装内容が表示
アドオン拡張パネル  Storybook上で使用されるアドオン拡張機能を表示

Storybookのストーリーを実装する

前回の記事でもありましたが、Storybookを導入するにあたって追加されるディレクトリはsrc/stories.storybookです。これらを編集することでStorybookは編集されます。今回はサンプルとして、exampleというコンポーネントを元にストーリーを実装していきます。src/stories/example.stories.jsを作成しましょう。
※ストーリーを実装するにあたって、ファイル名の末尾に.storiesをつけましょう(必須)。

src/stories/example.stories.js
//Storybookのapiを読み込む
import { storiesOf } from '@storybook/vue'
//対象のコンポーネントを読み込む
import Example from '../components/example.vue'

//storiesOfで登録
storiesOf('Example',module)
//addでコンポーネントオプションを追加してストーリーを登録
.add('基本操作',() => {
    components: { Example }, //コンポーネントを定義
    template: '', //テンプレートを定義
    methods : { //コンポーネントで使用するメソッドを定義
        alertSign: function(){
            alert('Example!')
        }
    }
})

Storybookを公開する

公開方法はpackage.jsonで定義したコマンドを入力

$ npm run build-storybook

ビルド用のディレクトリがプロジェクトルートに作成されると思うのでそれをサーバにあげると完了です。

まとめ

Storybookを使うか使わないかで、エンジニアとデザイナーの協業によるコミュニケーションや作業の効率化で大きく変わってくると思います。ぜひ使ってみてください。

参考資料

Storybookがなぜ必要か?(Vue.js編)

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