4月3日頃に空間ペルソナ(Spatial Persona)が唐突にリリースされました。空間ペルソナをオンにするとペルソナが立体的に表示され、同じ空間に居るかのようなコミュニケーションが可能になります。そして空間ペルソナの状態でSharePlayをすると、同じ空間で同じアプリを操作できます。
つい先日、その「空間的なSharePlay(Spatial SharePlay)」に対応したアプリを2つリリースしました。今回はそれらを紹介します。
PersonaReversi / ペルソナリバーシ
シンプルなリバーシアプリです。ボードを中心に空間ペルソナで円状に囲む事ができます。
技術構成
- SwiftUI
- RealityKit
- GroupActivities
モチベーション
- 空間的なSharePlayのポテンシャルを活かすジャンルの1つは「ボードゲーム」
- 世界で最も親しまれているボードゲームといえば「リバーシ」
- Apple Vision Pro発売直後の今はシンプルな設計のアプリに需要あり
Reality Composer Proの活用
私は3Dモデリングの知識や経験が全くありませんが、visionOS向け開発ツールのReality Composer Proでリバーシの駒くらいなら作る事が出来ました。
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PersonaChess / ペルソナチェス
シンプルなチェスアプリです。ボードを中心に空間ペルソナで円状に囲む事ができます。
技術構成
- SwiftUI
- RealityKit
- GroupActivities
モチベーション
- 空間的なSharePlayのポテンシャルを活かすジャンルの1つは「ボードゲーム」
- (リバーシ以外で)世界で最も親しまれているボードゲームといえば「チェス」
- Apple Vision Pro発売直後の今はシンプルな設計のアプリに需要あり
フルスペースも活用したアプリ構成
リバーシアプリの方はボリュームだけのシンプルな構成ですが、このチェスアプリではボリュームだけでなくフルスペースでも遊べます。フルスペースではボードの高さを変更したり、チェス全体の大きさを変更したり出来ます。「ボードの高さを床まで下げて巨大な駒でチェスをする」といった遊び方も可能です。
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余談
求職活動中です。興味ある方、連絡ください。