免責
使い方次第では危険なコマンドが含まれています。
使い方には注意してください。
何か問題が発生しても当方では一切の責任を負いません。
はじめに
まれに権限のおかしいフォルダ・ファイルがユーザーフォルダ下にも関わらずできてしまい、管理者ですら削除できないということがある。
そんなときの備忘録。
所有者の設定
chown
的な
> takeown /s <PCNAME> /u <USERNAME> /f .\TARGETPATH /r
-
/s
: PC の名前。設定->システム->バージョン情報->デバイスの仕様のデバイス名から確認できる -
/u
: 設定するユーザーネーム -
/f
: ファイルまたはフォルダを指定する -
/r
: 再帰的に処理する
内容を読み取る権限すら無いとここで警告される。
そのアクセス許可もここで同時にできる。
権限の設定
chmod
的な
> icacls .\TARGETPATH /grant <USERNAME>:F /T
-
/grant
: 指定したユーザーにアクセス権を付与。:
の後ろには以下のような(一部抜粋)許可マスクを使用できるN - アクセス権なし F - フル アクセス権 M - 変更アクセス権 RX - 読み取りと実行のアクセス権 R - 読み取り専用アクセス権 W - 書き込み専用アクセス権 D - 削除アクセス権
-
/T
: 再帰的に処理する
削除の実行
> rd /s .\TARGETPATH
-
/s
:ファイルやサブディレクトリも含めて削除する