はじめに
Zabbixで監視をしているサーバーで、サービス停止を伴うメンテナンスを行うことがあります。その際にZabbixからアラート通知が飛んでしまうため、メンテンス中は設定を入れ、アラートを抑止する事ができます。
各種項目の入力
左バーから「設定」→「メンテンス」を選択。
右上「メンテンス期間の作成」を選択。
「メンテナンス」の入力
「メンテナンス」を選択。
名前: メンテナンスの内容がわかる名前を入力
設定有効期間の開始日時: メンテナンス期間の開始時間を設定
設定有効期間の終了日時: メンテナンス期間の終了時間を設定
「監視対象のメンテナンス期間」の入力
「監視対象のメンテナンス期間」→「追加」を選択。
期間のタイプ: 1回だけなのか、定期的(毎日・毎週・毎月)に実施するかを選択
日時: メンテナンス開始日時を設定
メンテナンス期間:上記日時からどれだけの期間をメンテナンス期間とするのか
「追加」を選択。
「ホストとホストグループ」の入力
「ホストとホストグループ」を選択。
ホストグループorホスト:監視対象のホストを指定
「追加」を選択
メンテナンス期間の一覧画面に作成したメンテナンス期間が表示されていることを確認する。
まとめ
上記方法でメンテンス中のアラートを抑止する事ができます。設定した時間が過ぎたら自動的に監視がスタートします。
また、zabbix APIというオープンソースの監視ツールの機能やデータをプログラム的に操作・取得するためのインターフェースがあるみたいです。これにより、ユーザはZabbixのGUIを使用せずに、直接データベースにアクセスしたり、設定の変更、新しいホストの登録などの操作を自動化できます。
GUIから手動だと手間や設定漏れのリスクがあるので、更に効率化できそうだと感じました。
メンテナンス作業が予定より早く終了した際には、削除を忘れずに。