Rails Module::Class の要素に対する i18n の書き方

ハマったのでメモ。

前提:クラスのメンバ変数に対するi18n化

app/models/hoge.rb

class Hoge
  include ActiveModel::Model

  attr_accessor :miko

  ...
end

というようなクラスがあり、@miko に対する日本語名を与える場合には、

config/locales/models/ja.yml

ja:
  activemodel:
    models:
      hoge: ほげ
    attributes:
      hoge:
        miko: 巫女さん

とすれば良いのは周知の通りです。

モジュールクラスのメンバ変数に対するi18n化

app/models/hoge.rb

module Hoge

  class Piyo
    include ActiveModel::Model

    attr_accessor :miko

    ...
  end

end

ではこういうモジュールがあった場合、@miko に対する日本語名を与えるにはどうすれば良いのでしょうか。

config/locales/models/ja.yml

ja:
  activemodel:
    models:
      hoge:
        piyo: ぴよ
    attributes:
      hoge:
        piyo:
          miko: 巫女さん

上記のように yaml で階層構造を表現する書き方ではうまくいきません。
正しくは、

config/locales/models/ja.yml

ja:
  activemodel:
    models:
      hoge/piyo: ぴよ
    attributes:
      hoge/piyo:
        miko: 巫女さん

このように、キーをスラッシュ区切りにすることで実現出来ます。

キーを知るための方法

上記のような特定の ActiveModel クラスへのキーを調べるには ActiveModel::Naming を使います。

app/models/hoge.rb

module Hoge

  class Piyo
    include ActiveModel::Model
    extend ActiveModel::Naming # <-- クラスメソッドとして追加

    attr_accessor :miko

    ...
  end

end

これで各メソッドを呼び出してあげましょう。
i18n のためのキーが知りたければ、コンソールから、

rails c
Hoge::Piyo.model_name.i18n_key
=> :"hoge/piyo"

とすることで出力させることが出来ます。