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Advent Calendarを走り終えて

Last updated at Posted at 2021-12-25

目次

・はじめに
・なぜ Acvent Calendar を始めたか
・何をやったか
・やってみて気づいたこと
・まとめ
・Applendix:参考にした記事

はじめに

いやー、早いものですっかり年の瀬が迫ってきてしまってますね。

みなさんの中には仕事納めをした方なんかもチラホラいらしゃるんじゃないでしょうか。
はい。私はもう今年は店じまいとさせていただきましたm(_ _)m

今回 Prop Tech plus株式会社として初めての Advent Calendar に取り組んでみたのですが、どうにか無事に走り終えることができました。

会社としてこういった取り組みをすることの課題は色々あると思うのですが、実際にやってみてどうだったか、今後の課題はどんなものがあるか・・・なんてことを振り返ってみたいと思います。

なぜ Acvent Calendar を始めたか

これには色々な理由がありますが、私個人として思っていた事のうち、いくつか主だったものを挙げてみましょう。

1. 会社としての発信力を高めたい

みなさん、「REIT」って知ってますか?
ほとんどの方は読み方もわからないんじゃないかという気がします。

では我々、Prop Tech plus株式会社の会社概要を覗いてみましょう。

  • 不動産金融業界に特化したシステム開発・Web構築
  • 国内最大手REITポータルサイトであるJAPAN-REIT.COMの運営
  • REIT関連データベース事業

「なんとなく、不動産向けのIT系の会社なんだな」ってことは分かりますが、まだフワッとしてるんですよね。

2021年12月現在、ホームページの刷新プロジェクトは走っているのですが、ホームページだけでは表現しきれない部分をテックブログという形で PR していきたい。という思いがありました。
また、会社主導ではなくメンバーからの自主性でそういった行動を起こしたい・・・というのも考えていたことです。

2. エンジニア採用につなげたい

上記とも関連しますが、お仕事を探している人から見たらどんな会社かが分からないところに応募しづらいですよね。

テックブログ越しに、メンバーの顔や会社が求めているスキルが見えるようになるといいな・・・ということを考えていました。

※へーしゃでは Spring × Java エンジニア絶賛募集中です!!!

3. アウトプットすることによる技術の定着

学んだことをそのままにしておくよりも、書き起こして振り返ることで理解度が増しますよね。
また、他の人に伝わる文章にまとめるということはとても大事なことですが、同時にとても難しいことです。

テックブログへの投稿を繰り返すことでそういった訓練できたらよいなと思っていました。

4. 社内コミュニケーションの活性化

弊社のエンジニアメンバーは、以前は「エンジニアリング部」という形でひとまとまりだったのですが、組織変更に伴い担当プロダクトや役割ごとに分かれています。

だけど、同じエンジニアであれば部を横断して盛り上がれるよね!そんなキッカケになったら良いなという期待もありました。

何をやったか

1. 意識調査

Google Form でアンケートを実施しました。

  • テックブログをやった方がいいと思うか
  • 投稿してみたいと思うか
  • 会社としてテックブログをやることについてどう思うか
  • 個人と会社の自分、どちらの人格として投稿するのがよいと思うか

・・・などなど。

回答のすべては紹介できませんが

- インセンティブがないと続かない
- 業務として書くのか、エンジニア個人として書くのか。後者なら続かないと思う
- どんな内容でやるのかテーマがないといけないと思う

などの意見が寄せられました。

2. 有志でのテックブログ投稿の呼びかけ

課題は色々あるものの、それらを丁寧に整備していては前に進みません。
経験によって見えてくる課題を見つけたいという思いもあり、有志による単発のイベントとして実施することに決めました。

許可を求めるより許しを乞う方が容易い(It is easier to ask forgiveness than it is to get permission)の実践です!!

もともと Qiita Team を利用していたことがあったので、投稿場所は Qiita に決めました。
また、Organization も作成してみました。

3. Advent Calendar の登録

有志メンバーの中から「Advent Calendar やればいいじゃん」という助言をもらいました。
ちょうど12月にさしかかるという時期だったこともあり、バッチリなタイミングでした。

4. 報酬について役員と交渉

どう転んでもインセンティブの問題はついて回ります。
上記の Advent Calendar を紹介してくれたメンバーからも「正直、インセンティブないのにやるのは良くないって思ってるんだよね」という直接の意見ももらっています。

とはいえ、会社としてオフィシャルにインセンティブを出すような制度を作ることは時間的に間に合いません。

そこでややトリッキーですが、役員のポケットマネーを狙って交渉しました。笑
image.png
気持ちよく賛同してくれた役員に感謝です。

やってみて気づいたこと

案外どうにかなる

すべての記事が投稿されたわけではないのですが、ちゃんとカレンダーが埋まったのは良かったです。
image.png

みんな色々な視点があって、ネタは探せばいっぱいある

  • 現在プロダクトで使っている Azure のサービスについて書くメンバー
  • 自身の勉強方法などをまとめたメンバー
  • 技術仕様のディープな部分を検証するメンバー

などなど、様々な内容の記事が集まりました。
かといって会社のテックブログとして散漫になっているとも思わないですし、今後もこのような形で記事を書いていけるという自信になる一つの例になったと思います。

逆に、より自社プロダクトに寄った内容を特集していく必要もあるかと思います。
その場合は会社からの執筆要請をするような動きもできるのかな・・・なんてイメージも付きました。

1記事書くのも大変

慣れていないということもありますが、やはり1記事書くのも時間がかかります。
これを業務時間中にやろうとすると集中できなそうですし、残業として書くのは会社がいい顔をしなさそうです。

「エンジニア個人として、自発的に記事を書く」ということももちろん必要だとは考えていますが、それを強制するのでは多くの人を巻き込めません。
執筆の手間とインセンティブのバランスというのは、もっと考えていかないといけないなと思いました。

投稿場所は再検討したほうが良いかもしれない

会社PR として考えた場合、Qiita Organization に寄っているよりも、会社ホームページにテックブログページがあるのが望ましいと思いました。

今回は Advent Calendar というイベントに乗っかる形を取りましたが、1月〜11月の投稿を考えるとやはり専用のページが欲しいところです。

まとめ

実際にやったことで気づいたことも色々でてきたので、そういった事を整理しつつ、よりコンスタントに投稿できるような仕組みを模索していきたいです。

来年はもう少し洗練させて取り組んでいきたいと思いますのでご期待ください!!

Applendix:参考にした記事

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