今回は最近知ったPowerAutomateの小ネタのご紹介。
頻度高くはないと思いますが、PowerAutomateを使って業務を自動化するなかで、特定のTeamsチームのメンバーを追加したり削除したりするオペレーションを行うケースがあります。ところが・・・
Problem
PowerAutomateで提供されている標準のTeamsコネクターが提供するアクションの中には、「チームにメンバーを追加する」はあるが「チームからメンバーを削除する」がない:
Solution
「Office 365 Groups」コネクターの「グループからメンバーを削除」を使用する:
なぜそうなるのかというと、Teamsのチームは裏側で「Office365グループ」と紐づいており、チームのメンバーはすなわちこの「Office365グループ」のメンバーとして実現されているためです。
このアクションでメンバーを削除したあと、Teamsのチーム管理画面の表示に反映されるまでに、数十秒~数分の時差があるようです。
私が手元で確認した限りではそういうことがありました。アクションを実行すると成功するのですが、Teams画面では依然としてメンバーが存在しているように見える。。。「おや?」と思ってアクションを再実行すると「そんなメンバーいない」とエラーになる。時間が解決してくれました。