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【AWS re:Invent 2023 】SageMakerとQuickSightを使用して予測ダッシュボードを構築するWorkshopに参加してきた

Last updated at Posted at 2023-11-29

はじめに

2023年11月28日(現地時間)は AWS re:Invent 2023の2日目ですが一瞬で時が過ぎていき既に寂しくなってきています:innocent:

今回はre:Inventにてワークショップ「Quickly build predictive dashboards using no-code ML and Generative BI」に参加してきました。

私自身、プログラマーではない為機械学習へのハードルを感じていたのですが、ノーコードでの活用方法を学べるという事と、元々QuckSight Qに興味がありこのセッションを選びましたので感想を交えてワークショップの様子をご紹介します!

ワークショップ概要

セッション ID: BSI202
タイトル:Quickly build predictive dashboards using no-code ML and Generative BI
所要時間:2h
レベル:200 - Intermediate
セッション概要:

In this workshop, learn how to build predictive models without code using Amazon SageMaker Canvas and accelerate dashboard building with new Generative BI capabilities in Amazon QuickSight to foster data-driven decision-making in your organization. You must bring your laptop to participate.

Amazon SageMaker Canvasを使用しノーコードで予測モデルを構築する方法と、Amazon QuickSightの新しいジェネレーティブBI機能を活用してダッシュボード構築する方法を学びました:writing_hand:

事前予約はすぐに満席となりましたが、当日のウォークアップ列に30分前に並んだところ、すでに長蛇の列ができており、会場も満席の状態でした。その注目度の高さが伺えます。

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必要なもの

ラップトップがあれば参加可能でアカウントは必要ありません!:v_tone1:

環境はAWS Workshopで用意されています。ワークショップの環境でも11月28日(現地時間)のKeyNoteにて発表されたAmazonQがコンソールに反映されていましたので、早速新しいものに触れることもできました!

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私は英語力に不安がある中で参加しましたが、個人のラップトップでの作業となる為ワークショップページを日本語訳することができるので非常にスムーズに進めることができました!

英語が不安で参加を迷っている方はぜひ安心して参加いただければと思います:fist:

ワークショップの内容

想定された役割は次の通りです。

銀行部門の企業に勤務するビジネス アナリストの役割を想定します。あなたはローン データを分析し、顧客のローン不履行予測を生成する任務を負っていました。さらに重要なのは、顧客ローン データの自然言語機能を使用して、リッチでインタラクティブなダッシュボード ビジュアルの構築を体験できることです

完成したダッシュボードはこちらです:chart_with_upwards_trend:
このビジュアルはすべて、QuickSightのQででき簡単に生成することができました!
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ワークショップで構築するアーキテクチャ図は以下です。
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構築の流れは次の通りでした。

  1. SageMaker Canvas を使用して予測 ML モデルを構築する

    • SageMaker Canvas データセットとモデルの作成
    • モデルを分析し、データに対して Canvas 予測を実行する
    • Canvas モデルの出力を QuickSight に送信する
  2. QuickSight Generative BI を使用してダッシュボードを構築する

    • Q トピックを分析にリンクする
    • ダッシュボードにグラフを作成
    • Data Storyを触ってみる(今日の新発表を受けて口頭でフォローがありました)

ワークショップに参加した感想

SageMaker Canvasを用いることによって予測部分についてもコーディングすることなく進められ、非エンジニアでもダッシュボードの作成ハードルが大きく下がっていることが感じられました。

また、ダッシュボードのビジュアル化において、QuickSightのQ機能を用いることにより、多くのカラムやグラフを自分で一から選ばずに済むため作業の効率が上がると感じました。
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出力されたグラフに対する修正が必要な場合でも、各ビジュアル毎に表示されるQを用いた編集ボタンがあるため、自在に対応可能です。
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さらに、関数に関しても手作業で一から入力するのではなく、やりたいことを伝えるだけで設定可能なため、関数作成に不慣れな方でもQの指示方法をマスターすることで広範に活用できると思います。

私自身、関数を使ったグラフ作成の経験がない為初めてQuickSightを使用した際に関数作成にかなり苦戦をしました。QuickSight自体の機能ではなく関数でつまずくのは非常に時間の無駄だなと思っていたのでこのワークショップで初めて触ってみて、やりたいことをテキストで指示するだけで関数が作成できることにとても感動しました:tada:

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ダッシュボードからスライドやページの作成も可能です!更に、資料作成などの手間を省略できるこの機能もありQを通じて利用できるため、こちらも作業効率向上に貢献してくれる機能でした。時間の都合上、この部分は深く触れることができませんでしたが、帰国後に自分でも試してみたいと思います:blush:

スライドショー作成の画面はこちら↓
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最後に

初めてのワークショップでドキドキしながらの参加でしたが、自分のPC環境で行うため英語に不安があっても楽しんで参加することができて2時間があっという間でした:blush:

セッションを聴講するだけでなく、直接手を動かしてみることで理解がより深まることを実感しましたので、会期中に他のワークショップにも積極的に参加してみたいと思います:writing_hand:

:sparkles:弊社では一緒に働く仲間を募集中です:sparkles:

現在、様々な職種を募集しております。
カジュアル面談も可能ですので、ご連絡お待ちしております!

募集内容等詳細は、是非採用サイトをご確認ください。
https://engineer.po-holdings.co.jp/

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