勉強前イメージ
なんだっけ?聞いたことあるけど忘れた
テープで保管する的なやつ?
調査
LTO とは
Linear Tape-Open の略で、コンピューター用のデータ保存磁気テープ技術のことを指し
Seagate社、HP社、IBM社が共同開発を行いました。
大容量だが低コストで保管できることが特徴で、長期保存に向いています。
LTOは以下の2種類があります。
しかし、Accelisはあまり浸透せず、LTOというと基本的にはUltriumのことを指します。
- Ultrium : 大容量指向
- Accelis : 高速読み出し
LTOドライブの規格は2~3年ごとに新しいものが登場し、
LTO-1から最新のLTO-8まで存在します。
LTO-8以外は下位2世代までのデータカートリッジと互換性がありますが、LTO-8はLTO-7までしか互換性がありません。
LTOの特徴
- 長期のデータ保存が可能
磁気テープは30年以上の期待寿命もを持ちます。
また、LTO-3からはデータの改竄や削除を防ぐ WORM機能
がついており、上書きを防げるようになっています。
- データ転送速度が高速
圧縮時と非圧縮時では転送速度が違いますが、
SATAのSSDより高速にデータの転送ができ、
LTO-8では圧縮時最大750MB/sで転送ができます。
- 低コストで省エネルギー
HDDより保管容量が多く、テープ自体の価格も低いため低コストで保管ができます。
LTO-8では圧縮時最大30TBの記録容量が実現できます。
ユースケース
- 政府機関
基幹システムのバックアップ等
- 病院
電子カルテや医療データの長期保存
- 法務事務所
膨大な書類の電子化保存
LTOの注意点
- LTOドライブが必要
テープカートリッジでデータの読み書きの際は専用のLTOドライブが必要です
接続規格にはSASやUSB等があります。
- テープをまたいだ保存はできない
LTO-5以降にLTFSというPCのエクスプローラー画面でデータの確認や書き込みができる機能がついています。
ですが、基本的なLTFSではテープをまたいで書き込みができない場合があるので、事前に確認が必要です。
勉強後イメージ
テープとか古いイメージだったけど
2017年に最新規格とか書いてあったから開発が進んでいるのね....
クラウドにもいろいろあって上げれないけど、安全に保管したいときとかに使われそうだね。