勉強前イメージ
フレームが大きいの?
調査
ジャンボフレーム とは
NICや通信機器が持つ機能で、一度に送受信するデータの単位(フレーム)を大きくして通信効率を上げることを言います。
ethernetの標準規格では1フレームで送信できるデータのサイズをMTU(最大送信単位)といい、 46bytes~1500bytes
になっています。
この仕様は10Mbpsだった初期の規格で決められたものです。
だんだん1Gbpsや10Gbpsに高速されていっても小さなサイズのフレームがやり取りを行うので通信機器の処理能力を逼迫させる要因にもなっています。
そこで、フレームのサイズを大きくして通信効率を上げるということが考えられたのが ジャンボフレーム
です。
イメージとしては以下になります。
ジャンボフレームは 46bytes~16000bytes
にすることで実行速度をあげています。
しかし、 注意としては伝送経路にある危機すべてがジャンボフレームに対応していることが必要になります。
また製品によってサポートされている最大サイズに違いがあるのでそれも注意が必要になります。
ジャンボフレーム のメリット
- オーバーヘッドの削減
データを送信する際はIPやTCPのヘッダを付けて送信します。
1フレームに必ず付随するので、フレームの数が多ければ多いほどオーバーヘッドも多くなります。
- 断片化の減少
通常大きなデータを細かく切って送信します。
その断片化が少なくなるので、細かく切る処理などが少なくなります。
勉強後イメージ
MTUは結構昔に決められたから今の環境にそぐわない、だからサイズも大きくしちゃう的な?