勉強前イメージ
ホストとIPアドレスを設定して名前解決させる
調査
hosts とは
ホスト名とIPアドレスの対応付けを記載したファイルになります。
行単位で記載し、複数行書くことでいくつも書くことが出来ます。
centos7だとデフォルト以下のようになっています。
書き方は [IPアドレス] [ホスト名] [エイリアス]
になります。
[root@localhost ~]# cat /etc/hosts
127.0.0.1 localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4
::1 localhost localhost.localdomain localhost6 localhost6.localdomain6
例えば以下のようにエイリアス付きで記載すると、
ssh username@sv2
でsshログインすることが可能です。
[root@localhost ~]# cat /etc/hosts
127.0.0.1 localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4
::1 localhost localhost.localdomain localhost6 localhost6.localdomain6
192.168.156.122 local2 sv2
hostsの歴史
元々今のインターネットの原型のARPAnetでは名前解決にHOSTS.TXTを使用していました。
その時のHOSTS.TXTは今とほとんどフォーマットは一緒でした。
APRAnet上のすべてのホストの情報が入ったHOSTS.TXTは管理され、あるサーバに置かれていました。
他のホストと通信するためにはそのサーバからHOSTS.TXTを取得して使用していました。
その時は数百台程度のホストだったのでファイル管理は可能でしたが、
どんどんインターネットが発達していくにつれてファイルも肥大化して事実上HOSTS.TXTでの名前解決が不可能になった経緯があります。
それを解決するためにDNSが誕生しました。
なのでhostsはDNSの前身であったといえます。
勉強後イメージ
hostsにエイリアスがあるのも知らなかったし、
DNSの前身であることも知らなかった