勉強前イメージ
攻撃系のやつ?
調査
DNSキャッシュポイズニング とは
DNSのキャッシュサーバに偽の応答をキャッシュさせることで
そのキャッシュを使ったユーザを偽のサイトに誘導する攻撃手法になります。
基本的なDNSの応答は以下になります。
- クライアントPCからDNSキャッシュサーバに聞きに行く
- DNSキャッシュサーバはわからないのでルートのDNSサーバに聞きに行く
- ルートのDNSサーバはわからないのでcomのDNSサーバを教える
- comのDNSサーバに聞きに行く
- comのDNSサーバはわからないのでexampleのDNSサーバを教える
- exampleのDNSサーバに聞きに行く
- IPアドレスを教えてもらう
- DNSキャッシュサーバはクライアントPCにIPアドレスを教える
- ユーザはX.X.X.Xへアクセスを行う
- DNSキャッシュサーバは一定期間キャッシュする
しかし、DNSキャッシュポイズニングは上記のDNSのキャッシュを利用して
偽の情報をDNSキャッシュサーバに伝えて一定時間キャッシュさせることで
キャッシュを利用したユーザに偽のサイトへ誘導することができます。
- クライアントPCからDNSキャッシュサーバに聞きに行く
- DNSキャッシュサーバはわからないのでルートのDNSサーバに聞きに行く
- ルートのDNSサーバはわからないのでcomのDNSサーバを教える
- comのDNSサーバに聞きに行く
- comのDNSサーバはわからないのでexampleのDNSサーバを教える
- exampleのDNSサーバに聞きに行く
- IPアドレスを教えてもらう ※ ここで偽サイトのIPを教えられる
- DNSキャッシュサーバはクライアントPCにIPアドレスを教える
- ユーザはY.Y.Y.Yへアクセスを行う
- DNSキャッシュサーバは一定期間キャッシュする ※ ここでDNSキャッシュサーバは偽のIPアドレスをキャッシュしてしまったので他のユーザも一定期間偽サイトにアクセスを行う
※一定期間というのはTTL値によって異なります。
DNSトンネリング との違い
DNSトンネリング とは
DNSの仕組みを利用してサイバー攻撃や情報漏洩に悪用する攻撃ですが、DNSを利用する点は同様です。
DNSトンネリングとの違いは以下になります。
- DNSトンネリング : DNSによってマルウェアなどに感染させること
- DNSキャッシュポイズニング : キャッシュサーバに悪意のある情報を記憶させること
勉強後イメージ
DNSってめっちゃ攻撃に使われてる感じがする・・・・
あとトンネリングとキャッシュポイズニング、途中まで一緒だから難しい