2
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

送信ドメイン認証、SPFとDKIM、DMARCの違い

Last updated at Posted at 2020-10-03

「送信ドメイン認証」とは

アドレスが正規なものであることを証明する、いわば なりすましメール対策に有効な手段になります。
送信元のメールサーバのIPアドレスの認証や電子署名の仕組みを利用して
メールがなりすまされているかを判断します。

送信ドメイン認証 には 3種類あります。

  • SPF認証
  • DKIM認証
  • DMARC認証

SPF認証とは

SPFとは Sender Policy Framework の略
IPアドレスを利用して、受信したメールの送信元が正しいか判断します。

仕組みとしては、
メールの送信側のDNSにSPFレコードを登録。
受信側のメールサーバは受信時にSPFレコードを確認し、判断を行う。

DKIM認証とは

DKMIとは DomainKeys Identified Mail の略
電子署名を利用してメール送信元が正しいか判断します。

仕組みとしては、
送信者が送信するメールに秘密鍵情報を利用して作られた電子署名をつけて送ります。
受信側のメールサーバは公開鍵を送信元に要求・照合し、判断を行う。

DMARC認証とは

DMARCとは Domain-based Message Authentication、Reporting and Conformance の略
SPF認証や、DKMI認証で認証が失敗した際の対応策を決めるものです。

送信側は、受信側が認証に失敗した際どうするのが良いかの推奨をDNSにDMARCポリシーとして記述しておき、
受信側はポリシーを参照して認証に失敗したメールをどうするか判断します。

まとめ

  • SPF認証
    • IPアドレスを利用して、送信元のDNSにSPFレコードを聞きに行く
  • DKIM認証
    • 電子署名を利用して、送信元のDNSに公開鍵情報を聞きに行く
  • DMARC認証
    • SPF・DKMIが失敗したときに受信側はどうするべきかのポリシーが書かれている

参考

2
3
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?