種類について
バックアップの種類は以下の4つがある
- フルバックアップ
- 差分バックアップ
- 増分バックアップ
- 永久増分バックアップ
フルバックアップ
すべてのデータをバックアップすること
メリット
- リストアする際に1つのデータでよいので簡潔で時間も短い
デメリット
- フルバックアップとは「すべてバックアップ取る」ということなので、バックアップに時間がかかる
- 世代管理をする場合には、バックアップ容量が大きくなる
図解
差分バックアップ
前回からのフルバックアップからの 更新分
をバックアップすること
メリット
- リストアする際はフルバックアップ+最新の差分バックアップを入れるだけで良いので簡潔
デメリット
- フルバックアップからの差分データが増えるとバックアップ時間や容量が増える
図解
増分バックアップ
前回バックアップからの 差分
をバックアップすること
メリット
- 前回バックアップからの差分なので、バックアップ時間やバックアップ容量が少ない
デメリット
- リストア時は、フルバックアップ+増分*nのバックアップが必要になるので
- リストアの時間がかかる
- 増分のバックアップのどれかが失敗していたらリストアが出来ない
図解
永久増分バックアップ
前回のフルバックアップ+増分*nでフルバックアップを合成させることでフルバックアップの世代を更新する
メリット
- フルバックアップを取る必要がない
- 増分だけのバックアップだけでよいのでバックアップ時間も短縮でき、データ容量も少なくなる
デメリット
- 合成処理を入れる必要があり、時間がかかる可能性が有る
- 出来る対象の製品が限定される可能性がある