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最近の開発環境でHoloLens 2でMRTK V2+Vuforiaを動かす確認をしてみた

Last updated at Posted at 2022-09-03

気になったのである程度の最新環境でVuforiaの動作確認をしました

HoloLens 2でVuforiaを使う方法については以前以下の記事を書いたことがあります。

参考にしていただけているようでうれしい限りなのですが、時々コメントで動かないという話を聞くことがあります。ということで、そこそこ新しい環境でVuforia動く環境をチェックしてみました。

結論
ARM64でビルドしないとHoloLens 2ではVuforiaは動作しないです。

Vuforiaの最近

去年の記事の段階ではVuforiaはOpenXRに対応していなかったため、「Windows XR Plugin」もしくは「Legacyな方法(Unity 2019.4まで)」のいずれかの手段しか取れませんでした。現在はOpenXRに対応しています。一方、HoloLensでVuforiaを使う場合結構な確率で問題が起こるようでVuforiaの開発者フォーラムを見ると困っている書き込みが結構あります。

最近はUnity 2020.3以降を使っている人もいると思うので、以下の状況で動作を確認してみました。

  • パターンA

    • Unity 2020.3.35f1
    • Mixed Reality Toolkit V2.8.2(Foundation only)
    • Vuforia 10.9.3
    • Visual Studio 2022
  • パターンB

    • Unity 2021.3.4f1
    • Mixed Reality Toolkit V2.8.2(Foundation only)
    • Vuforia 10.9.3
    • Visual Studio 2022

いつくかパターンを調べてみたところ、Unity Editor上で動いてもHoloLens 2では動かないパターンがあり、その違いはアーキテクチャでした。Arm64アーキテクチャーでビルドすると動作するというものです。
もし、Vuforia使いたくてプロジェクト作ったもののデプロイしたら動かない人は一度ビルドアーキテクチャをチェックしてみてください。
念のためその時に動作したプロジェクトを以下のGithubに公開しています。うまくいかないときの参考にしてください。

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