小売業で品質管理を担当して4か月、まだまだ先輩たちに助けてもらいながら慣れない業務に悪戦苦闘する毎日。また、デジタルで業務を改善しようと勉強中でもあります。今回、Glideを使用して会社の仲間たちの困りごとを解決しようとチャレンジしました。
完成(動画)
前回、会社の仲間たちの困りごとをnote記事にしました。Glideを使って報告書を作成してみた。
— ミヤタツ (@miyatatu0204) February 7, 2024
明日、仲間に試してもらい感想を聞くぞ!#protoout #Glide #ブックオフでプロポーズするダイエット中のヤマト運輸 pic.twitter.com/9KvZ5Jn3nw
今回のお題
現場のデータを簡単に集計し、情報を共有したい
商品の値付けミスによる品質事故は、残念ながらゼロではありません
お客様へ安全安心をお約束する会社であり、対策が急務になります。
特にアレルギーをお持ちの方にとっては、アレルギー物質が入っているかいないかは重大な問題。命の危険性も十分考えなければいけません。
昨年の品質事故を基に重点対策グループをデリカ(惣菜)に設定
品質事故の結果から事実として、
①類似する原料の確認間違い②商品化手順書通りの作業ができていないが挙げられます。
・現場の事実について、情報を収集する
・各店舗で、出来ていないポイントをデータで蓄積する
・事故の結果による改善ではなく予防という観点で指導する
仲間の困りごとでは、報告作業を簡単にしたい!
・携帯で作業する(片手でラクラク)
・作業場で対象者を見ながら評価する(思い出す必要なし)
・自動で集計する(Excelに転記しない)
使用したツール
Glide
Googleスプレッドシート
①Googleスプレッドシートを作成
手順はコチラから
Googleスプレッドシートを作成します。
空白のスプレッドシートをクリック
シートを4枚追加し、1枚目に巡回チェックシートを作成
1行目に記入していく。(右にアルファベット毎に項目を分ける)①店舗名②日時③巡回者~チェック項目と写真添付項目まで選択させてたい枠を作成する。
2枚目のシートに店舗名を記入(店舗名は数値で代替)
3枚目のシートに巡回者を記入
4枚目のシートに回答例を記入
5枚目のシートにアクセスを記入(使用できるアクセス権限者を制限するため)
準備は以上になります。
②Glideでアプリ作成
Glideにログインし、Newapp→importFile→continue→GoogleSheets→continueの順にクリック。先程作成したスプレッドシートをクリックすると、アプリが大枠できあがります。
注意:無料で使用できるAPPは一つだけ。制作は可能ですが、アプリの公開はできないようです。(課金の案内があります)
③項目の位置や設定を変更
アプリ制作については、@tomowkrhさんの記事を参考にさせていただきました。
仲間たちの評価(惣菜の教育担当3名)
北エリア担当Aさん
(30代の教育担当3年目 物腰柔らかだが現場ではキビキビ指導さん)
よかった点 : 携帯で報告はいい。
気になった点: 惣菜だけでなく、寿司もあるといいが確認する項目が違うのでアプリは別に必要なら不便だね。最初にインストールできないね。
西エリア担当Bさん
(40代の教育担当10年目 強面だが、数値面が強いお兄さん)
よかった点 : 便利だね。うちのエリアだけでなく会社として統一した導入ならいいけどね。
気になった点: 修正するときに、〇△✕が手入力なの?最初の店舗検索のところの検索マーク意味ないね。アプリがインストールできない。
南エリア担当Cさん
(30代の教育担当5年目 1日に多くの巡回をする機動力あるお方)
よかった 点:携帯でチェックは便利。売場・作業場で確認できるね。
気になった点:チェックした店舗が追加されていくのがわかるけど、集計結果は私たちには見れないのね。
指摘点:アルコールチェックで使用しているヤツでよくない?集計機能と携帯管理アプリだったら・・・。
Googleスプレッドシートではなく、Dataの集計画面のため右下のimportで出力すると文字化けする。
Glideの無料枠では、Googleスプレッドシートの同期ができない
Excelの書き出しができないので見るだけになる。また、使用できるアプリは、一つのため、継続して使用や他の制作をするには有料枠を使用するしかない。
気づき
今回作りたかった『現場のデータを簡単に集計し、情報を共有したい』には、ならなかった。
できたこと
携帯で作業する(片手でラクラク)
作業場で対象者を見ながら評価する(思い出す必要なし)
できなかったこと
自動で集計する(Excelに転記しない)
利用者の登録がうまくいかなかった(製作者のメールでアプリインストール)
気づけたこと
ちがう方法で集計できるアプリがあること
GoogleForms
次への挑戦
GoogleFormsを使用し、プロトタイプを作成する
また、仲間たちに確認してもらい精査する