本記事の目的
前回の記事(https://qiita.com/miyapon38/items/16efc9cf0356b9916ee9) の応用として、
今回はJavaScriptを用いたレコードの値の取得を行ってみます。
準備するもの
任意のアプリを作成し、フィールドを追加します。
今回フィールドコードはフィールド名と同一とします。
JavaScript記述
次に、実際にレコードの値を取得してみます。
レコードの値は「event」から取得することができます。
(function() {
'use strict';
kintone.events.on('app.record.detail.show', function(event) {
console.log(event);
});
})();
実行結果
このように、レコード内の色々なデータが取得されます。
更に「食べた物」フィールドの値に深掘りしたい場合は「event.record.食べた物.value」という風に記述します。
(function() {
'use strict';
kintone.events.on('app.record.detail.show', function(event) {
window.alert(event.record.食べた物.value+'を'+event.record.数量.value+"個たべました");
});
})();
実行結果
無事、レコードの値を利用したログを出力できました。
まとめ
レコードの値の取得はJavaScript処理を行う上で大事な基礎部分です。
次回はこの応用としてアプリ間のデータ処理を扱いたいと思います。