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ErgoDoxDay 8

Dvorakのその先へ(その1)

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この投稿は :calendar: ErgoDox Advent Calendar 2016 の 8日目の記事です。


ErgoDoxキーボードについての概要や、周辺キーの話から、いよいよ文字配列をいじっていく話に入ります。

まず始めに断っておきたいのですが、文字配列についての話なので厳密にはErgoDoxに限りません。ですが実際に自分が文字配列までいじりたいと思ったのは、ErgoDoxのカスタマイズ性の高さや、格子配列だから考えやすかったことなどによるものです。周辺キーも含めて自分に合う配列を追求していった結果、いじらざるを得なかったのです。

またこれは、即座に実務的な効率を求めるというよりは、キーボードの効率、タイピングの良さとはなんぞやという興味で研究している話になります。これまでに数ヶ月費やしてきた


  • 配列を変更する時間 :skull:

  • 試す時間 :skull:

  • 練習する時間 :skull:

  • 考え直してまた変更する時間 :skull:

  • そして毎回初心者レベルにリセットされてしまうタイピングスピード :skull::skull::skull::skull::skull:

など、どう考えても効率的では無いです

上記のサイクルを積み重ねて日々試行錯誤を続けていますが、まだ日が浅くて従来のタイピングスピードにもなっていません。将来的にはきっと従来以上になるんだという期待だけがあるような状況です。

そんな話でも良ければ聞いてください。


まず、どんな状況か

とりあえず最新版の配列を図示するとこんな感じです。

Dvorakから入って、いろいろあって、いろいろになりました。

では順を追って話していきましょう。


なぜ配列を変えるのか


  • QWERTY配列に満足行かなくなった

  • キーの依存性の高さが低まってきた

  • ErgoDox界は変えている人が多い

  • もっとキーボードのことを根源的に知りたい

  • なんでもいいからカスタムしたい

  • たのしい

このあたりが自分にとっての理由です。


QWERTY配列に満足行かなくなった

よく言われるアレですね。後述の漫画を読んで下さい。


キーの依存性の高さの変遷

タイプライター時代: 物理的にタイプバーと直結

↓ 電子化

計算機時代: 計算機環境ごとに専用キーボード

↓ 汎用キーボード

PC時代: キーボードごとに専用ファームウェア

↓ ErgoDox

時代を経て依存性が薄まり、ErgoDoxでついにキーボードが民主化されたような気がしたので。


ErgoDox界は変えている人が多い

海外勢のブログとかキー設定を見てるとだいたいカスタムしてる気がします


知りたい

知りたいですよね


カスタムしたい

したいですよね


たのしい

たのしいですよね


どう変えるのか

結論から言えば、だいたいはDvorakで良いと思います。

よく分かるDvorakまんががあるので読みましょう。

DVzine.org - The Dvorak Zine

序盤はQWERTY配列を作ったショールズさんへのDISが続きますが、ショールズさん自身も改良版を提案していたりします。

こちらがそのパテントの記録です。US568630A - Google Patents'

母音が中段片側に集められている配列で、ほぼDvorak的な特徴が見えます。

Dvorakの登場は1930年代ですが、こちらは1896年です。理想のタイピングにとって何が良くて何が悪いのかこの時点でもうだいたい分かってたんだと思います。

「ホーム行にセミコロンがあるなんてとんでもない!」

…なんて言われてもたぶん多くの人は意識したことも無いと思います。

ですが、配列をいじるとまず例外無く変更する部分なのでこの驚きっぷりには共感してしまいます。

Dvorak信者の笑顔が素敵です。

でも人類に受け入れられず、ドヴォさん呪詛吐いて死にました。:skull:

ErgoDoxが普及した今こそ人類の進化が求められているのです。

立ち上がりましょう。


とはいえ

結局Dvorakではなくさらに変えていくことになりました。

そのへんの話は後の記事に続きます。