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LLMアプリ開発環境Dify入門 〜 VPSセルフホストの方法まで

Last updated at Posted at 2024-10-03

DifyでLLMが楽しすぎる!

遅まきながら、LLMアプリ開発プラットフォームのDifyに触れて夢中になっています。

Pythonが苦手でLangChainも未修。LLMは「必要に応じてAPI呼んだらよくない?」くらいに思っていたのですが、Difyに触れて、特にプロトタイピングには必須のプラットフォームだと痛感しました。

興奮にまかせて入門記事や、セルフホスト手順をまとめてみたので紹介します。

Difyの何が嬉しいの?

Difyにはどんなことができて、何が嬉しいのか記事にまとめました。

遠巻きに眺めるだけだった以前の自分に、「Difyはよ使え!」と諭したいポイントはこちら。

  • チャットボットメーカーじゃないの?
    • 本質的にはビジュアルプログラミングができるワークフローエンジン
    • n8nとかZapierとか好きでしょ?自分
  • RAGを超簡単に実現
    • 興味はありつつ、ベクトルデータベースの敷居が高かった
    • DifyだとWebクロールによるナレッジ構築も超簡単!
  • API連携も充実
    • 自前APIもSwaggerでLLMと安定的にスキーマを共有できる
  • ログ・統計・API公開
    • ゆくゆく必要だけど、実装するのは億劫な機能が最初から付いている
    • ロジック作りと検証に集中できる
  • モデル比較検証も簡単
    • ChatGPTで検証したけどGeminiでもいけるかな?みたいな疑問も即座に確かめられる

セルフホストする手順

Difyの有料プランは1ヶ月$59 (3アカウント)からですが、VPSなどでセルフホストすると、お安く思い切って使えます。

親切なことにLet's Encryptのcertbotも同梱されているので、少し手間をかければSSLで安全に利用できます。

何よりOSSアプリの展開や運用も楽しい!というわけで、Difyを実用的にセルフホストする手順をまとめました。

Firecrawlもセルフホストしちゃおう!

Dify自体はWebクローラーを内蔵しておらず、FiracrawlJina Readerに対応しています。

Firecrawlも無料プランがありますが、お安く同じVPSでセルフホストして、Difyと連携させる方法をまとめました。

Difyすごいぜ

Difyに触れて、初めて「自分もAI失業ありえるな…」と感じてゾクっとしました。

そのくらいDifyの短期間での仕上がりに圧倒されてしまいました。

自分もこうして啓蒙したりと、わずかですが貢献していきたいと思います。

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