zabbix3.0で自動登録されたホストをマップでも自動登録させる
はじめに
同じ内容のzabbix2.0の手順を昨日公開しました。
手元にzabbix2.0しかなかったのですが、サポートに関する指摘が出ているようです。
同じ内容でzabbix3.0の手順も投稿しておきます。
環境
- Zabbix 3.0.3
- ServerOS CentOS 6.8
アイコンのマッピングを登録する
「管理」→「一般設定」→「アイコンのマッピング」
「アイコンのマッピングの作成」
から新しいマッピングを作成する。
→この設定は、インベントリを使用していない方は作るだけで良いです。
関係しているのは、標準のアイコンなのでマップに表示させたいアイコンを選択してください。
※インベントリ条件でアイコンの種類を変える場合はルールを追加していく。
マップを作成する
マップは、ホストグループ単位で作成します。
(1つのマップに表示させるホストのこと)
監視対象の台数によりますので、自分の都合の良いホストグループを選ぶ。
「監視データ」→「マップ」
「マップの作成」を選択。
※すでに複数のマップが作成してあり、任意のマップが表示される場合は「すべてのマップ」に切り替える。
デフォルト設定から変更するのは、
- 名前→お好みで
- アイコンの自動マッピング→作成したアイコンのマッピングを選ぶ
- 「アイコンのハイライト」~「障害が1つの時に詳細を展開」は必要な項目をチェックする(下記参照)
- アイコンラベルのタイプ→アイコン名を選ぶとホスト名で表示される
zabbix2.0との変更箇所は、
- 所有ユーザをしている可能になった
- 最小トリガー設定ができるようになった
です。
作成されたマップを編集する
作成したアイコンを表示したら、仮アイコンを一つ作成する。(アイコン+)
作成されたアイコンを左クリックすると、↓の変更メニューが出てきます。
主な変更箇所は、
- タイプ→ホストグループ
- 表示→ホストグループ内のホスト
- ホストグループ→マップ化したいホストグループを選択する
で適用した後に閉じる。
表示を確認する
「監視データ」→「マップ」
で作成したマップを選択すると、自動的に登録されているホストが配置されたマップになっています。
次回、このマップでコマンド実行したいサーバ上で指定されたコマンドを実行して結果を確認する。
を書きたいと思います。
参考にしたサイトに感謝
zabbix 2.0公式ドキュメント(一般設定)
zabbix 2.0公式ドキュメント(ネットワークマップの設定)
全自動zabbix