Google Spread Sheetからプルダウンに追加される様子
イベントの受付業務をGoogleFormsで作成。
— 宮部光博 (@MitsuhiroM82423) September 19, 2023
50店舗分のプルダウンをGAS(GoogleAppsScript)でらくらく作成。#protoout #業務効率化 #GAS #GoogleAppsScript #GoogleForms #GoogleSpreadSheet pic.twitter.com/7vDOdSFtZH
みなさん、こんにちは。
紙、印鑑、手作業に埋もれて業務をしている昭和男子の会社員です。
Googleフォームって簡単に作成できて、アンケートや出欠確認などデータ収集に使いやすく、しかも無料です。集計も自動で行ってくれて、グラフ化も自動なので便利です。
しかし、回答方法をしっかり統一しないとデータにばらつきが出てしまうので、注意が必要です。
例えば、「会社名を記入してください。」と記述式に回答依頼をすると、「株式会社○○」とか「㈱○○」、「(株)○○」、「○○」と同じ会社なのにデータ上は、違う認識となってしまい集計結果が正しくなりません。
そんな時は、プルダウンでの選択式にすると正しいデータとなるので便利です。なので、私は、会社の所属店舗名の回答依頼するときは、プルダウンを使用します。が、たくさんの店舗が存在し、毎回毎回、1店舗づつ手作業で入力していくのも大変です。
そこで、Google Spread Sheetに店舗名をリスト化し、GAS(Google Apps Script) を使用することで、簡単にプルダウン項目が追加できます。
参考にさせていただいた記事はこちら
動画での解説付きでとてもわかりやすいです。👍
作り方
使用するもの
・Google Forms
・Google Spread Sheet
・Google Apps Script
②Google Spread Sheetで店舗一覧表を作成
④下記のスクリプトを貼り付ける
スクリプト
const FORMID = '******************************************' //① GoogleフォームのID
const ITEMNAME = '項目名' //② 項目のタイトル
const SHEETNAME = 'シート1' //③ 読み込むシート名
/**
* Googleフォームのプルダウンリストに項目を追加する
*/
function AddGoogleFormsListItem() {
const form = FormApp.openById(FORMID)
const items = form.getItems()
const section = choiceValues()
console.log(section)
//デバック用Google Formsの質問名と、IDを取得
for (let i = 0; i < items.length; i++) {
const item = items[i]
const itemName = item.getTitle()
const itemId = item.getId()
console.log(`質問名 ${itemName}, \n質問のID ${itemId}`)
//スプレッドシートのシェアハウスDBから内容を読み取って、Formの項目を更新する。
if (itemName == ITEMNAME) {
items[i].asListItem().setChoiceValues(section)
}//if
}//for
}//end
//Googleシートから、プルダウンリストの選択肢を取得する
function choiceValues() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheetByName(SHEETNAME)
const lastRow = sheet.getLastRow()
const values = sheet.getRange(1, 1, lastRow, 1).getValues()
values.shift()
return values
}
⑤スクリプトの最初の3行を変更する
const FORMID = '***********************
' //① GoogleフォームのID
const ITEMNAME = '項目名
' //② 項目のタイトル
const SHEETNAME = 'シート1
' //③ 読み込むシート名
① GoogleフォームのIDは、赤矢印の間のところをコピーし、貼り付ける
② 項目のタイトルは、質問の赤丸のところをコピーし、貼り付ける。
③ 読み込むシート名は、Google Spread Sheetの赤丸のシート名をコピーし、貼り付ける。
イベントの受付業務をGoogle Formsで作成
今回は、イベントの受付業務を、スマホでQRコードを読み込んでいただき受付をするという業務改善をGoogle Formsで行いました。
これまでは、事前に名簿を用意して、手作業で紙にチェックを入れて受付をしていました。一度に来場されると、紙にチェックを入れるだけとはいえ、行列が出来ました。
店舗名と氏名を入力するだけの受付ですが、氏名はともかく店舗名を簡単にプルダウン項目化ができ、正しいデータ収集が可能になりました。
「ちりも積もれば、山となる」を心がけて業務改善を積み重ねていきたいです。
ファイト!💪