LoginSignup
7
5

More than 1 year has passed since last update.

【UiPath】Excel - データテーブルの列がない場合に追加する

Posted at

はじめに

この投稿は、RPAツール「UiPath」の 実装例 の記事です。

UiPathのコミュニティ「UiPath Friends」が企画する「UiPathブログ発信チャレンジ2021サマー」の 29日目の投稿でもあります。

企画の内容は こちら 。カレンダーのURLは こちら です。

処理結果を書き込むシートがない時

ロボットの仕様として「処理結果をファイルに追記していく」パターンがあります。
処理結果を書き込むファイルは、以下のようなイメージです。
image.png

この仕様の時に「初回実行時は結果ファイルがない」ため、書き込む列名の定義が分からず困ります。

その場合、以下の方法で対応します。

1)ヘッダーだけのファイルを事前作成する(手作業)
2)ヘッダーだけの「雛型シート」を用意し、シートコピーして作る
3)xaml内の「データテーブルを構築」アクティビティ内で定義を作成する
4)設定ファイルに「列名一覧」を用意して、データテーブルの列を自動拡張させる

私は今まで、上記の1か3を採用していたのですが、最近は4で対応しています。

1や2の場合「ファイルを削除されしまい困る」ケースがあります。
また、仕様変更で列名が増えた場合に、昔のシートから作るとエラーになります。
3の場合は「データテーブルを構築」アクティビティを変更するのが手間です。

要は1、2、3のやり方だと「列の項目追加」仕様変更時にトラブルになりやすいのです。


4の方法ですが、具体的には以下のようにします。

1)設定ファイルに結果ファイルの列名の一覧を用意する

image.png

2)設定ファイルの列名一覧と比較し、無い列を自動で追加する

image.png

こうすることで「初回でファイルがない」状態でも、「仕様変更で列名を追加した」場合でも、設定ファイルに記載しておけば、勝手に列名が追加されるので安心です。

終わりに

いかがでしたでしょうか?実装の参考になれば幸いです。
この記事が参考になったら、 LGTMをお願いします。閲覧ありがとうございました。

7
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
5