はじめに
この投稿は、RPAツール「UiPath」で SAPのGUI操作をする 記事です。
以下の 28日目の投稿でもあります。
今回は「準備編」として、基礎的な知識について記載します。
1. Guiスクリプティングを有効にする
UiPath で SAP GUI 版の操作をするためには、SAPサーバー側とクライアント(UiPathが動くマシン)で「GUIスクリプティング」を有効にする必要があります。
有効にしていないと、以下のようなポップアップが表示されます。
クライアント側の設定は以下の手順で行います。
ツールバー > 右側の歯車マーク > オプション(O)
> SAP GUI オプションウィンドウ > アクセシビリティ&スクリプト
> スクリプト > ユーザー設定 > スクリプト有効化(E) にチェック
この「有効化」は「UiPathで 初めてSAPを触る人(SAPに詳しい人は除く)」は、知らないとハマって時間をロスします。以下は UiPath の公式ドキュメントです。
2. marketPlaceを覗いてみる
準備ができたら、早速実装したくなりますが、その前に「すでに提供されている部品が無いか、使えないか」をチェックしたほうが良いかも知れません。
UiPathにはマーケットプレイスという場所があり、再利用可能なさまざまな自動化部品が、コンポーネントとしてデベロッパーや企業、団体から提供されています。利用は、基本的に無料です。
SAPは、他の企業も同じインターフェース・APIで自動化しているので、流用できる可能性が高くなります。
勿論、要件・仕様によっては「ちょっとこれは使えないなぁ」というものもあります。
終わりに
いかがでしたでしょうか?開発の参考になれば幸いです。
この記事が参考になったら、 LGTMをお願いします。閲覧ありがとうございました。