はじめに
この投稿は、RPAツール「UiPath」で 2024年9月27日にリリースされた、バージョン「September/24.10」Community版について「個人的に」 まとめたものです。
情報ソース
以下の「UiPath公式リリース」を元にしています。
最近のリリース内容
直近の関連リリースは以下の内容です。
目次
今回紹介する内容は下記になります。
1)[Studio] Autopilotタブ
2)[Assistant] 引数の表示名とツールチップ
3)[TestSuite] クロスブラウザテスト用のテンプレート
1)[Studio] Autopilotタブ
オブジェクトリポジトリ等と横並びで「Autopilot」タブが追加されました。
2024年9月時点では、以下のような機能があります。
①ワークフローの要約
シーケンスの注釈から要約を作成してくれます。
②シーケンスを生成
「生成」ボタンを押下して表示されたシーケンスに注釈を記載すると、内容に応じてアクティビティを配置してくれます。
③エラーの修正補助
検証エラー(実装時のエラー及びワークフローアナライザーのエラー)がある場合に、修正するための提案を提示してくれます。
④Studio内で公式ドキュメント検索
検索/Search ボタンを押して入力欄に質問をセットして「>」ボタンを押下で、公式ドキュメントから検索した結果をサマリして表示してくれます。
2)[Assistant] 引数の表示名とツールチップ
Assistantの設定(Configure)タブで入力引数の指定をする際に表示される「名前」と「ツールチップ(説明の吹き出し)」を設定できるようになりました。
3)[TestSuite] クロスブラウザテスト用のテンプレート
Web サイトまたは Web アプリの場合、使用するブラウザによって描画や仕様が変わるため、テストの観点では、複数・クロスでブラウザ動作確認をすることになりますが、ブラウザごとにセレクタ、特にスコープで使用するタイトル部が変わってしまうので、ブラウザごとにテストケースが必要になっていました。
今回のリリースで、ブラウザスコープをパラメーター化する機能が追加され、テストケーステンプレートも追加されました。内部で「ブラウザー タイプの設定」アクティビティを使用して切り替えるイメージです。
終わりに
以上、バージョン「September / 24.10」Community版 のリリース内容まとめ でした。