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【UiPath】InvokeCodeアクティビティで関数を定義する

Last updated at Posted at 2021-07-19

はじめに

この投稿は、RPA ツールの UiPath の実装例についての説明です。
※ 個人的に書き方を忘れてしまうことがあるので「備忘録」として投稿します。

UiPathのコミュニティ「UiPath Friends」が企画する「UiPathブログ発信チャレンジ2021サマー」の 19日目の投稿でもあります。

企画の内容は こちら 。カレンダーのURLは こちら です。

InvokeCode内で関数を定義したい

UiPathでフローを作成する際に、ちょっと凝ったことをしようとするとコードが長くなりがちです。そんな時に コードを呼び出し(Invoke Code) アクティビティ を使用するとシンプルに実装できることがあります。
また、コードを呼び出し(Invoke Code) アクティビティ を使用して、フロー内に関数を作成することが出来ます。

メリットとして

  • 繰り返し何度も呼び出せる
  • 他のアクティビティに変数として渡せる(例:DataTable出力関数をログ出力アクティビティで使用)

があります。デメリットは「.NET寄りの知識なので、少しわかりにくい」「」ことでしょうか。

参考記事

以下の記事が参考になります。

書き方サンプル

コードの上部で匿名関数を定義して、それを呼び出します。

関数には2つの型があります。

  • 1)Func型(Function形式で戻り値があるもの)
  • 2)Action型(Sub形式で戻り値が無いもの)

1)Func型(Function形式で戻り値があるもの)

'// FUNC(戻り値あり)定義
Dim fncHoge As Func(Of Integer, Integer) = _
	Function(in_NumberA As Integer) As Integer
		Return in_NumberA * 2
	End Function

'// 呼び出し例
Console.WriteLine(fncHoge(7))

2)Action型(Sub形式で戻り値が無いもの)

'// SUB(戻り値なし)定義
Dim subHoge As Action(Of Integer, Integer) = _
	Sub(in_NumberA As Integer, in_NumberA As Integer)
		Console.WriteLine(in_NumberA + in_NumberB)
	End Sub
'// 呼び出し例
subHoge (3, 5)

どういう時に使うのか?

Func型(Function形式で戻り値があるもの)は色々使いみちがあるのですが、Action型(Sub形式で戻り値が無いもの)は、そんなに使いません。

過去に使ったことあるかなと思って探してみたら、以下で使ってました。

TreeNodeの階層型のデータを扱う際に「再帰的」に使っていましたが、現実的にはあまり使いません。
「内部でログ出力するだけ」のような関数なら使えると思います。

xamlファイル上の変数としても使用可能

この匿名関数は「InvokeCode内」で無くても、xaml内で変数としても作成可能です。

image.png

ただし、上記のように 変数の初期値として関数を定義する 方法だと残念ながら「未使用変数の削除」を実行すると変数が消えてしまうので、以下のように 代入アクティビティ、またはコードを実行アクティビティ内で定義 するほうが良いです。

image.png

終わりに

いかがでしたでしょうか。実装時の引き出しの一つとして、何かの役に立てば幸いです。
この記事が参考になったら、 LGTMをお願いします。閲覧ありがとうございました。

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