1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【UiPath】バージョン「August/24.10」 Community版まとめ

Posted at

はじめに

この投稿は、RPAツール「UiPath」で 2024年8月27日にリリースされた、バージョン「August/24.10」Community版について「個人的に」 まとめたものです。

情報ソース

以下の「UiPath公式リリース」を元にしています。

最近のリリース内容

関連する過去リリースは以下の内容です。

目次

今回紹介する内容は下記になります。

1)[Studio] Autopilotによる設定補助(Tabキー)
2)[Studio] ステートマシンのデザイン変更
3)[Studio] フローチャートの自動配置
4)[Studio] クラウドに保存でのセッション保護
5)[Assistant] プロセスのタブデザイン変更(詳細・設定・ジョブ・履歴)
6)[UiAutomation] すべてのテキスト要素をキャプチャ
7)[UiAutomation] 要素認識の同期改善
8)[UiAutomation] 要素選択の一時停止
9)[UiAutomation] CVテーブル抽出の改善
10)[TestSuite] AutoPilotでテストケース作成

1)[Studio] Autopilotによる設定補助(Tabキー)

フローの内容から類推して、Autopilotが作業を提案してくれます。
例えば以下のように「天気予報取得」のフローを実装中に、変数名「WeatherForecastData」の作成が提示され、Tabキー押下で変数を作成してくれます。

uianime28.gif

2)[Studio] ステートマシンのデザイン変更

バージョン「24.4」でフローチャートのデザイン変更がありましたが、同様にステートマシンにも変更がありました。

・1)キャンバス形式になり、上下左右の範囲が無限に
・2)移動時に縦線ナビゲーションが付き、位置揃えが楽に
・3)接続線の右クリックで削除・名称変更が可能に
・4)開始・状態・コネクタのデザイン変更
24.4より前 24.4以降
image.png image.png

3)[Studio] フローチャートの自動配置

自動配置の機能が復活しました。(以前にあったのですが不具合で隠されていました)
「右クリック > 自動配置 > 横方向 or 縦方向」がありを選択すると、アクティビティが綺麗に配置されます。

uianime29.gif

4)[Studio] クラウドに保存でのセッション保護

Version24.4 で、Studioのプロジェクトを(ローカルではなく)AutomationCloudに保存できるようになりましたが、今回のリリースでプロジェクト保存の方法を変えたようで、同時編集の回避がされるようになりました。

5)[Assistant] プロセスのタブデザイン変更(詳細・設定・ジョブ・履歴)

「情報」タブが「詳細」と「設定」に分かれました。IntegrationServiceのコネクションを使用している場合、設定確認・編集ができます。

詳細タブ 設定タブ
image.png image.png

6)[UiAutomation] すべてのテキスト要素をキャプチャ

オブジェクトリポジトリの「すべての要素をキャプチャ」のスキャンウィザードに「テキスト要素をキャプチャ(CaptureText)」オプションが追加されました。

image.png

7)[UiAutomation] 要素認識の同期改善

セレクタ/要素の指定で、厳密セレクタ・曖昧セレクタなどの 新しいターゲティング メソッドを有効にすると、
すでに有効になっているメソッド(厳密セレクタ・曖昧セレクタなど)のセレクタも同期されるようになりました。
(以前は、同期されないケースがありました)

8)[UiAutomation] 要素選択の一時停止

要素選択時の一時停止の機能・UIが変わりました。

一時停止横の「V」をクリックして表示される秒数のプルダウンをクリックすると「N秒待機」した後に要素認識が再開されます。
「一時停止(F2)」を押すと「再開」を押すまで停止します。※ 再開ボタンにショートカットキーはありません。

uianime30.gif

9)[UiAutomation] CV表を抽出の改善

ComputerVisionの「CV 表を抽出」は、画面上に表示されている表を画像ベース抽出して、DataTable 変数に格納しますが、チェックボックス状態の「チェック済み」/「チェックなし」の文字列を出力できるようになりました。

10)[TestSuite] テスター向けAutoPilot

TestSuiteに続々とAI:オートパイロットが導入されています。
最新のエンタープライズ リリース 24.10 には、次のようなさまざまな AI を活用した機能が含まれています。

・AIを活用した評価
・AIを活用した手動テスト生成
・コード化されたテストケースの AI を活用したテスト自動化
・AIを活用したテストデータ生成
・AIを活用した洞察

終わりに

以上、バージョン「August / 24.10」Community版 のリリース内容まとめ でした。

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?