【Java】インタフェースの実装を覚える

インタフェースは抽象クラスと同じく抽象メソッドを扱いますが、この2つは何が違うのか、覚えるための自分用メモです。

インタフェースとは？

インタフェースは、抽象クラスと違って継承のためのフィールド変数（定数は可）やコンストラクタ、具象メソッド（Java8からdefaultメソッドは可）は記述せず、抽象メソッドのみを記述します。
（メソッドに自動でpublic abstractが付きます。）

サンプルプログラム

例えば、以下のインタフェースをTest1クラスに実装するとします。

Test.java

public interface Test {
    void methodA();
    void methodB();
    void methodC();
}

インタフェースは、以下のような記述で実装できます。

Test1.java

public class Test1 implements Test {
    // フィールド

    public void methodA() {
        // 処理内容
    }
    public void methodB() {
        // 処理内容
    }
    public void methodC() {
        // 処理内容
    }
}

実装したクラスをインスタンス化する

インタフェースを実装したクラスをインスタンス化する記述は、通常のインスタンス化と変わりません。

Main.java

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        Test1 t1 = new Test1();
    }
}

オーバーライドしたメソッドを呼び出す

オーバーライドした抽象メソッドは、通常のメソッドと同様に呼び出すことができます。

Main.java

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        Test1 t1 = new Test1();
        logic(t1);
    }
    static void logic(Test t) {
        t.methodA();
        t.methodB();
        t.methodC();
    }
}