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LINEのMessaging APIで自動応答のBOTを作成する with Ruby

Last updated at Posted at 2016-10-20

はじめに

4月に公開された「BOT API Trial Account」について、11月16日にアカウントの完全削除を行うというメールが送られてきて、利用者は新しいMessaging APIを利用する「Developer Trial アカウント」に移行する必要があるとのことでした。

[参考URL]
https://business.line.me/ja/news/20051494

ということで、新しいAPIを利用して、投稿されたメッセージをそのまま送り返す「やまびこBOT」を作ってテストしてみたので、ここにまとめます。

[参考URL]
https://business.line.me/ja/services/bot

ビジネスアカウントの作成

以下のURLにアクセスし、LINE BUSINESS CENTERにて自分のLINEアカウントでログインします。

Messaging API

メニュー内の「サービス」から「Messaging API」を選択し、「Developer Trialを始める」ボタンをクリックする。

スクリーンショット 2016-10-21 6.32.38.png

次に表示された画面で「会社/事業者を選択」をクリックする。

スクリーンショット 2016-10-21 6.36.26のコピー.png

次の画面でアカウント名、業種を設定して「確認する」をクリックする。

スクリーンショット 2016-10-21 6.42.58.png

次の画面で「申し込む」をクリックしてアカウントの作成が完了です。

LINE@MANAGER

次の画面で「LINE@MANAGER」をクリックすると以下の画面が表示されるので、「APIを利用する」をクリックする。

スクリーンショット 2016-10-21 6.46.27.png

いくつかの画面で「確認」をクリックすると、「Bot設定」画面が表示されるので「Webhook送信」を「利用する」、「自動応答メッセージ」を「利用しない」に設定して「保存」をクリックする。

スクリーンショット 2016-10-21 6.51.37.png

以上でアカウントの準備ができました。

再びLINE BUSINESS CENTER

「アカウントリスト」を選択し、作成したアカウントの「Messaging API」の横にある「LINE Developers」をクリックします。

スクリーンショット 2016-10-21 6.55.04.png

アカウントの設定画面が表示されるので、「Webhook URL」にBOTのアプリケーションを設置するURLを入力します。

また、「Server IP Whitelist」に使用するサーバーのIPアドレスを設定することもお忘れなく。

RubyからMessaging APIを利用

API用gemのインストール

$ gem install line-bot-api

以下のコードを上記Webhook URLで表示できる場所に保存。

index.rb
#!/usr/local/bin/ruby
# encoding: utf-8

# ライブラリの読込
require 'cgi'
require 'json'
require 'line/bot'

# CGIの生成
$cgi = CGI.new()

# 送信されたデータの整形
params = {}
$cgi.params.each {|key, val|
  params = JSON.parse(key)
}

# 返信に必要な情報の取得
replyToken = params["events"][0]["replyToken"]
msgType = params["events"][0]["message"]["type"]

if msgType == "sticker" then
  msgText = "イイね!"
else
  msgText = params["events"][0]["message"]["text"]
end

# 返信データの作成
message = {
  type: 'text',
  text: msgText
}

# データ送信
client = Line::Bot::Client.new { |config|
    config.channel_secret = "[自分のチャンネルシークレットを入力]"
    config.channel_token = "[自分のチャンネルトークンを入力]"
}
response = client.reply_message(replyToken, message)
#p response

# 初期認証用コード
puts <<EOF
Content-type: text/html

linebot
EOF

上記コードを保存した後、LINE Developersのチャンネル設定画面で、Webhook URLの右にある「VERIFY」というボタンを押して、URLの下に「Success.」と表示されることを確認する。

動作確認

設定画面に表示されているQRコードでBOTを友達に追加し、メッセージを送り、同じメッセージが返信されることを確認します。

ちなみに、僕が作成したBOT「ブラックベータ」は、以下のQRコードで友達に追加できるので、良かったら試してみてください。
また、スタンプを送ると「イイね!」と返します。

wrt6608w.png

できた!

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