こんにちは、@miwakaiです。
Acroquest Technologyで品質保証・テストエンジニアをやっています。
ソフトウェアテスト Advent Calendar 2016の20日目です!
最近社内導入したSquashTMというテストマネジメントツールについて、お話しします。
#なぜテストマネジメントツールを導入したのか?
今までAcroquestはテストケースはExcelで管理していました。が、
案件が受託開発や大規模開発から、サービスやプロダクト開発が中心となり、
頻繁にリリースが入るようになりました。
そうして短期でテストを繰り返し実施するようになったことで、
テストの状況も変わってきたのです。
これまでのように、確定した仕様をもとにテストを行う、ということではなく、
開発と並行してテストケースを育て、品質を向上する必要が出てきました。
そうなったとき、Excelでのテストケース管理では限界がありました。
ということで、テストマネジメントツール導入に舵をきりました!
#なぜSquashTMにしたのか?
数多のテストマネジメントツールがあるなか、なぜSquashTMかというと・・・
1. Webでテストケースを管理できるから、テストケースのメンテナンスが容易。
会社として一元管理なんかもできる!
「あのテストケースどのExcelだっけ~」という会話が不要になり、
「結局ログイン機能ってどのツールでも試験するんだから、
会社として共通のテストケース持ってればいいじゃーん」が実現できました。
2. Excelのエクスポート・インポートができる
過去資産(Excel)を流用でき、導入コストが抑えられます。
3. 画面がモダン!シンプル!
という理由からです。ちなみに、最終決戦は TestLink vs SquashTMでした。
SquashTMは4つのWorkSpaceがあり、これらを順につかうことで、テストを進めます。
#DashBoardはホント、いいです
わたしが一番気に入っているのは、このDashBoard機能です!
自動でテスト結果を集計してくれます。
面倒くさがりなわたしは、Excelでの集計や分析から解放され、
これだけでかなり助かっています。
遅れや問題にも気づきやすくなりました。ふぅ。
また、円グラフの赤い部分、テスト失敗(failure)をクリックすれば、
不具合項目が抽出されてくるのもホントに便利。
プロジェクトリーダーから、「テストの傾向教えて~」とか急に言われても、慌てたりしません。
DashBoard見せながら「ここら辺が心配ですね~」と話がすすむ!これはうれしかったです。
#さいごに宣伝させてください
ということで、テストマネジメントツールSquashTMについてお話ししてきたのですが、
一番**「導入して本当によかった」**と感じたポイントについては、
JaSST Tokyo2017でお話しさせていただけることになりました。
2/3(金)の事例発表のセッションで
**「テストマネジメントツールSquashTMを利用した継続的テスト改善」**というタイトルで
お話しさせていただきます。
ご興味持たれた方はぜひお越しください!よろしくお願いします!