31
26

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

SquashTMことはじめ。

Last updated at Posted at 2016-12-20

こんにちは、@miwakaiです。
Acroquest Technologyで品質保証・テストエンジニアをやっています。
ソフトウェアテスト Advent Calendar 2016の20日目です!
最近社内導入したSquashTMというテストマネジメントツールについて、お話しします。

#なぜテストマネジメントツールを導入したのか?
 今までAcroquestはテストケースはExcelで管理していました。が、
 案件が受託開発や大規模開発から、サービスやプロダクト開発が中心となり、
 頻繁にリリースが入るようになりました。

 そうして短期でテストを繰り返し実施するようになったことで、
 テストの状況も変わってきたのです。
 これまでのように、確定した仕様をもとにテストを行う、ということではなく、
 開発と並行してテストケースを育て、品質を向上する必要が出てきました。

 そうなったとき、Excelでのテストケース管理では限界がありました。
 ということで、テストマネジメントツール導入に舵をきりました!
problem.PNG

#なぜSquashTMにしたのか?
 数多のテストマネジメントツールがあるなか、なぜSquashTMかというと・・・

  1. Webでテストケースを管理できるから、テストケースのメンテナンスが容易。
    会社として一元管理なんかもできる!

   「あのテストケースどのExcelだっけ~」という会話が不要になり、
   「結局ログイン機能ってどのツールでも試験するんだから、
    会社として共通のテストケース持ってればいいじゃーん」が実現できました。

  2. Excelのエクスポート・インポートができる
    過去資産(Excel)を流用でき、導入コストが抑えられます。

  3. 画面がモダン!シンプル!
 
 という理由からです。ちなみに、最終決戦は TestLink vs SquashTMでした。

 SquashTMは4つのWorkSpaceがあり、これらを順につかうことで、テストを進めます。

workspace.PNG

#DashBoardはホント、いいです

 わたしが一番気に入っているのは、このDashBoard機能です!
 report.PNG

 自動でテスト結果を集計してくれます。
 面倒くさがりなわたしは、Excelでの集計や分析から解放され、
 これだけでかなり助かっています。
 遅れや問題にも気づきやすくなりました。ふぅ。

 また、円グラフの赤い部分、テスト失敗(failure)をクリックすれば、
 不具合項目が抽出されてくるのもホントに便利。
 feedback.PNG

 プロジェクトリーダーから、「テストの傾向教えて~」とか急に言われても、慌てたりしません。
 DashBoard見せながら「ここら辺が心配ですね~」と話がすすむ!これはうれしかったです。

#さいごに宣伝させてください

 ということで、テストマネジメントツールSquashTMについてお話ししてきたのですが、
 一番**「導入して本当によかった」**と感じたポイントについては、
 JaSST Tokyo2017でお話しさせていただけることになりました。

 2/3(金)の事例発表のセッションで
**「テストマネジメントツールSquashTMを利用した継続的テスト改善」**というタイトルで
 お話しさせていただきます。
 ご興味持たれた方はぜひお越しください!よろしくお願いします!

31
26
3

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
31
26

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?