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URLの基礎知識をヒカリエの住所でわかりやすく例えてみた

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URLとはホームページの置いてある場所とかファイル名とかを示す情報。
Uniform Resource Locator(ユニフォーム・リソース・ロケータ)の略。
それぞれの意味は下記の通り

  • uniform(ユニフォーム)とは「一定の」
  • resource(リソース)「資源」
  • locator(ロケータ)は「位置座標」

今回使用するサンプル

今回はヒカリエの9FイベントホールのURLを使って説明します。
https://www.hikarie.jp/floormap/9F.html
この長い文字列は下記のように分裂できます。
スクリーンショット 2020-11-03 11.47.32(3).png

スキーム(https://)

どんな手段で通信するの?を決めるのがスキーム。://で表現される。
専門用語を使うと通信プロトコルというルールをここで決める。
上記の場合ではこのURLはhttpsというルールを使って通信することを表しています。
このルールをざっくり説明するとインターネットで暗号化通信を行いましょう!というもの。
これにより通信中に悪い人に盗み見しても内容がバレにくいというメリットがあります。
他にも

  • ファイルにアクセスする時はfile:
  • 電子メールの送信先を指定する時はmailto:

などが存在します。プロトコルの詳細はこちら

ホスト(www.)

ネットワークに接続された機器やサーバーの名前のこと。
サーバーとはサービスや機能を提供する側のコンピュータのこと。
通信する際に、特定のホストを識別するために使います。
この「ホスト名」は、後ほど紹介する「ドメイン」とほとんど同じ意味です。
ホスト名もドメインも、どちらも自由に決めることができますが、ホスト名ではよく「www」が使われます。
「www」は「World Wide Web」の略で、「世界中に張り巡らされたクモの巣」を意味します。
ホスト名は、必要がなければ省略することもできます。

ドメイン(www.hikarie.jp/)

ドメインは、IPアドレス(ネットの住所)を人間が読めるようにした文字列のことを指します。
インターネット上の住所となるので、同じドメインは1つしか存在しません。
ドメインでも「トップレベルドメイン」「セカンドレベルドメイン」「サードレベルドメイン」の3つに分けられます。

トップレベルドメイン(.jp)

ヒカリエの住所で例えると日本国東京都に該当します。

ドメインの中で一番右側に存在
「com」「net」「org」国や地域といった地理的な制限なしにどこからでも登録、利用できる

gTLD(Generic Top Level Domain)

国や地域などの領域ごとに割り当てられるドメイン

ccTLD(country code Top Level Domain)

の2種類が存在します。

セカンドレベルドメイン(hikarie)

ヒカリエの住所で例えると渋谷区渋谷に該当します。


ドメインの中で2番目に属しているドメインです。
トップレベルドメインと違いセカンドレベル以降は所有者が自由な値を設定することができます。
サイトによってはcoなんかがつきます。

サードレベルドメイン

今回は登場していないけど一応紹介。
セカンドレベルドメイン以下に属しているドメイン。
この文字列は、重複がない限り登録者が自由に設定できます。

ディレクトリ(floormap/)

ヒカリエの住所で例える2丁目21番1号を指してます。

サーバー内のフォルダ名と場所を指してます。
ホームページの場合、複数のページを持っていることがほとんどです。
ヒカリエは建物の中に沢山施設がありますよね?
その分ページが必要になりますよね?
そのためページを分類し、このURLがホームページ内のどの階層にあるのかを示しています。
ディレクトリが何層もある場合は、URLの中では一番左の、一番大きなディレクトリより後のものをサブディレクトリと呼びます。

ファイル名(9F.html)

ヒカリエの住所で例える9Fのヒカリエホールを指します。

ファイル名は、URLの末尾に配置される一番小さなファイルです。

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