5
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

TCP/IPについて小学生でもわかるように説明してみた

Posted at

通信プロトコル

TCP/IPを語る上で必要なので軽く紹介
ネットワークに接続された機器同士が通信をする時、予め決められた共通のルールや手順のこと
スクリーンショット 2020-11-03 17.03.03(2).png

TCP/IP

インターネットにおける様々なサービスを実現するための通信プロトコル(ルール)が集まったもの。
インターネットに接続可能なPC、スマホ、タブレットなどは全てTCP/IP対応してる。
TCP/IPにおける階層モデルは下記の4階層で構成。
それぞれざっくり説明すると下記のような感じ。

|アプリケーション層|
|:--|:---:|--:|
|例)ホームページのファイルを受け渡しするときの決まりは事前に決めましょう

|トランスポート層|
|:--|:---:|--:|
|例)データを受け取った時、失敗した時の決まりを事前に決めましょう

|インターネット層|
|:--|:---:|--:|
|例)通信失敗した時はちゃんと知らせましょう

|ネットワークインターフェース層|
|:--|:---:|--:|
|例)情報がルーターに届いたらどこのPCに送信するか事前に決めましょう

アプリケーション層

利用者が操作するアプリケーションが提供する機能についての仕様や通信手順、データ形式などのルール。
例えば Webサイトの閲覧や電子メールの送受信、ファイルの送受信などができるのは、
アプリケーション層がPCと利用者の間で通信プロトコル(ルール)を提供しているからです。
アプリケーション層で使用される主なプロトコル(ルール)の一例を紹介します。

(アプリケーション層の一例)

  • Webサイトを見る時のルールであるHTTP
  • 暗号や認証の技術を利用して安全にデータを送るのルールSSH
    スクリーンショット 2020-11-03 17.04.37(2).png

トランスポート層

通信の信頼性(データが正しく渡るための方法)について定めているのがトランスポート層です。
今回はトランスポート層の1つであるTCPを紹介します。
これはデータを受け取った相手が、正常にデータが届いたことを送信元に返信するシステムです。
送信側は、受信側からの「受け取った」という返信を確認することで、確実にデータが送られたことを確認することが出来ます。そして、仮にデータの送信に失敗した場合は、一定時間後に再送する仕組みがあります。
このようにTCPは、まるで会話をしているような信頼性の高い通信プロトコルです。
スクリーンショット 2020-11-03 17.05.59(2).png
スクリーンショット 2020-11-03 17.13.40(2).png

インターネット層

今回はインターネット層の1つであるICMPを紹介します。
ICMP通信エラー発生時には、その場所からデータの送信元に対してICMPによってエラー情報が通知されます。
その結果、データの送信元は発生した障害内容を知ることができるわけです。
スクリーンショット 2020-11-03 17.07.20(2).png

ネットワークインターフェイス層

この「隣り合う機器同士のやり取り」に関するルールがネットワークインターフェイス層です。
ざっくりに言えば隣の機器は、どんな線を使って、どのような手段でデータを送受信するかが定められています。
メジャーなのだとwifiがそれにあたります。
スクリーンショット 2020-11-03 17.07.53(2).png

5
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?