1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

AppSheetで実燃費計算アプリを作る

Posted at

きっかけ

社内で使用するアプリを作りたいが、コードを書くのは面倒臭いなぁ、
と思いながらスプレッドシートのメニューバーを見ていたら、AppSheetの存在に気づいた。
まずは個人で使用するアプリを作りながら、AppSheetを勉強することに。

AppSheetとは

ノーコード開発プラットフォームで、スプレッドシートなどの
クラウドのデータソースを使用して、ウェブアプリケーションを作成できる。

実燃費計算について

普段バイクで通勤しているが、実燃費は自分で計算しなければ把握できず、
スプレッドシートで管理している。

image.png

給油するタイミングで、その時点の走行距離と給油量を入力したら燃費が計算される。
※計算式は( 走行距離 - 前回走行距離 ) / 給油量としている。
※初回の給油は、給油口が狭く見づらかったため、こぼした。

作成する上でのポイント

  1. 前回走行距離の取得
  2. 燃費の計算

これらを解決できれば何とかなる!

前回走行距離の取得

スプレッドシートなら1つ上のセルを参照すれば良いが、DBとして考えるとそうはいかない。
SQLならこのようなイメージ

select
  main.走行距離 
from
  実燃費tbl main 
where
  main.給油日 = (
    select 
      max(sub.給油日) 
    from
      実燃費tbl sub
  )

AppSheetでは、Data -> Columnsに「Add Virtual Column」というものがあり、
式を設定した仮想列を追加できる。
Examplesを見てみると、MAX関数があり、引数はListになっている。
また、テーブル名[カラム名]の記述でListを取得できるようなので、
組み合わせて、MAX(実燃費[走行距離])とした。
式の妥当性を検証してくれるのは助かる。

image.png

燃費の計算

カラム名で入力中の値を取得できるようなので、
([走行距離]-[前回走行距離])/[給油量]とした。

image.png

検証

一通りできたので、実際に入力して検証してみる。

image.png

走行距離と給油量を入力すると、燃費が自動的に計算される。
また、この状態でSaveを押すと、しばらくしてスプレッドシートにも反映される。

image.png

※分かりやすくするため、セルを塗りつぶしています。

さいごに

AppSheetで簡単にアプリを作成できる!
ガソリンはこぼさないように注意!

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?