※いくつか類似のページ見つかりますがメモで残しておきます。

実際に書いてみる

# irb
a = "barfoobazfoobaofoo"

# matchの場合
a.match(/ba./)
=> #<MatchData "bar">

# scanの場合
a.scan(/ba./)
=> ["bar", "baz", "bao"]

matchは、 MatchData オブジェクトが返ってきて
scanは、配列で返ってくる。

正規表現でマッチしない場合

#irb

# match
a.match(/baa./)
=> nil

# scan
a.scan(/baa./)
=> []

matchは、nilが返ってきて、
scanは空の配列が返ってくる。

matchは配列を返さないので、結果をループ処理しようとするとエラーになる。
scanは配列を返すので、ループ処理できる。
(と言うかscanはそのままブロックを渡して処理できるからこんなことできる↓)

# irb
a.scan(/ba./) {|s| p s*2}
"barbar"
"bazbaz"
"baobao"

matchはnilを返すので、条件分岐の時falseになる。
scanは[]なので、条件分岐でtrueになってしまうから注意。