概要
- ごあいさつ
- 企画物について
- 登竜門-プロダクト企画MTG-
- プロダクト企画MTGでのFB
- 振り返り
ごあいさつ
皆さん初めまして。CBcloudでPMをしているMitsuと申します。
過去は居酒屋店長や営業職をしていましたが、縁あって昨年10月から未経験ながらPMとしてジョインしました。
現在は配送プラットフォーム「ピックゴー」の企画を担当しています。
今回は私が担当したものの紆余曲折あり、クローズとなった企画についてお話したいと思います。
弊社について
ものを移動したい荷主様からの配送依頼とその依頼をこなしてくれるパートナー(弊社では配送ドライバーさんのことをパートナーと呼びます)をつなぐ配送プラットフォームであるピックゴーを運営しています。
CBcloudのビジョンは「届けてくれる」にもっと価値を。を掲げていることあり、パートナーファーストというキーワードをよく使っています。プロダクト作りにおいてもパートナーの体験を損なっていないか、パートナーのためになっているかを最上段に置いており、どの開発においても最も議論されています。
企画物について
今回私が企画したものはパートナー成約後キャンセル(仮名)と社内で呼ばれていたものです。
弊社では荷主様が案件を発注した後、運行するパートナーが決定すると荷主様の画面から案件がキャンセル出来ない仕様となっております。
キャンセルしたい場合は、荷主様から弊社のカスタマーセンター(パートナーサクセス)へお電話いただきキャンセル処理を進めるのですが、毎回電話が必要になるので、これを自動化しよう=荷主様の画面でキャンセル処理できるようにしよう!と思った次第です。
この施策により、受電数も減らせればパートナーサクセス(PS)の業務負担を減らせると思った次第です。
リリースに向けて
この依頼を挙げてくださったPSにヒアリングを行いながら、理想とする開発の要件を決め仕様を開発陣に落としていました。
リリースまでの期間は1か月半ほどで納期が迫っているなか、皆さんに本当に尽力いただきました。
登竜門-プロダクト企画MTG-
リリースに向けて残すのは、プロダクト企画MTGです。
これは、弊社からリリースする全施策について、
施策に問題はないか、パートナーのためになっているか、
CBcloudのプロダクトとしてリリースして良いものか等の議論を行う最終決定会議です。
(初めての時はとても緊張して声がうわずったのを覚えています)
※画像はイメージです。
ここまでの段階で開発QAともに完了し、残すは承認をもらうのみとなっていました。
が、結果は不承認
ここで自分の進め方、企画の考え方に足りていない部分があったことに気が付きました。
プロダクト企画MTGでのFB
パートナーファーストの考えを反映したプロダクトこそが弊社の強みである
今回の企画は大前提「荷主様の体験向上」をスコープとしていたため、パートナーにかかる負担を考慮しきれていませんでした。
そうです。結果的に我々が最も大切にするべき「パートナーの体験」を蔑ろしていました。
案件が成約した後にキャンセルが発生するとは、パートナーからすると仕事がなくなること。
つまり、その収入をもとにやりたかったこと(各種支払いが出来たかもしれない、仕事を数日休めたかもしれない)それが一瞬で消えてしまうのです。
キャンセルが容易に出来るからこそ、そういった事例が増えてしまうかもしれない部分を考慮していませんでした。
受電数を減らす=自動化ではなく、
受電数を減らす=そもそもキャンセルを発生させないよう案件を立ててもらう
が本質的にやるべきことだと気が付けたことも今回の学びでした。。
結果、その後1か月にわたりパートナーの体験を考えながら、仕様の微調整を行い企画を通そうとしましたが、クローズとなりました。
振り返り
今回の企画で学んだことをつらつら書きたいと思います。
仕様を固める前に企画のコンセプトを壁打ちしよう。
いただいたFBをもとに要件の追加や見直しがあるなど、企画を進めるうえで必要な要素を考慮出来ていなかったと感じています。
根本部分である企画のコンセプトについて早めに壁打ちを行いFBをもらう。
そして素早く企画を進めることが大切であると思いました。
(全体的に受け身だったなと自分でも感じてます...)
自社のプロダクトの強みやミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を今一度考える
他部署から来た依頼をそのまま形にするだけでは、PMの仕事とは言えないと思っています。
PMの仕事とは、もらった依頼を最大限尊重しつつもMVVとすり合わせること。
そのうえで、依頼者側の希望も叶えつつMVVを達成するよう試行錯誤することが仕事だと思いました。
良いプロダクトをスピード感をもって提供できるよう、今回の経験を活かし次回以降の企画を進めていきたいと思います!!
最後に
記事を通して感じてくださった方もいらっしゃるかと思いますが、
弊社CBcloudは「パートナーファースト」を徹底しており、内部で仕事をしていると全員が同じ目線目標をもって日々業務にあたっているため、非常に熱量がありやりがいを感じています。
最後の最後ですが弊社CBcloudではエンジニアを募集しています!!
この記事を読んで弊社に興味を持ってもらえた方、また物流業界にjoinしたいと考えている方はご応募いただけるとエンジニア一同大変うれしく思います
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