##0. はじめに
毎日1問、Pythonの問題を出題します。出題範囲は特に定めていませんがはじめの1ヶ月くらいは『入門Python3 第2版』の第1~11章までのことが分かれば解ける問題にしたいと思います。
##1. 問題
半径5の円の面積を求めなさい。ただし円周率は3.14とします。
##2. 解答
r = 5
s = r * r * 3.14
print(s)
# ->78.5
##3. 解説
円の面積の求め方覚えていましたか?(小6で習っているらしいです) 冗談は置いておいてきちんと78.5と出力されましたか。今回伝えたかったことは「義務教育って案外難しい」ということではなく、変数をきちんと用いようということ、そして分かりやすい変数を使おうということです。
print(5 * 5 * 3.14)
もちろん上記のようなコードでも間違えではありません。しかし実は半径が10だったり今度は半径が別の円の面積を求めたくなるかもしれません。そんなとき、上記のようなコードだと修正する箇所が2箇所出てきてしまいます。なのでr = 5と変数を用いましょう。
また変数だからx, y, zを使うというのも間違えではありません。しかしxやyだと何を指しているか分かりません。それよりも半径を表す英単語radiusを省略したrを変数にした方が分かりやすくなります。
##4. まとめ
・変数を用いよう。
・分かりやすい変数名にしよう。
##5. おまけトーク
初回だからprint("Hello World")ではなかったですね。