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Power Automateによる「検温報告」の仕組み(1)

Last updated at Posted at 2022-04-24

概要

コロナ対策で、毎日の検温を義務付けている会社さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、LINE WORKSのBotで検温報告を依頼し、報告された結果をSharePointに保存されたExcelシートに記録するまでを、Microsoft Power Automateで行っています。

Power Automateによる「検温報告」の仕組み(1)
Power Automateによる「検温報告」の仕組み(2) - 検温報告を求めるフロー
Power Automateによる「検温報告」の仕組み(3) - 検温報告を受けるフロー

質問内容

以下の5つの質問をBotで投稿し、LINE WORKSのQuick Replyによって回答してもらいます。

  • Q1:検温結果
  • Q2:咳や息苦しさ
  • Q3:鼻水や鼻詰まり
  • Q4:においや味の感じ方
  • Q5:その他自覚症状

上から1つずつ表示され、1つ返答すると次の質問が来るようになっています。
2022-04-24_17h00_17.png

作成するフロー

以下の2つのフローを作成します。

  1. 検温報告を求めるフロー(毎日20時にスケジュール実行)
  2. 検温報告を受けるフロー(BotからのCallbackを受け取ったら実行)

「検温報告を求めるフロー」で全員に一斉にメッセージを飛ばし、ユーザーが回答したら「検温報告を受けるフロー」で回答を処理します。

回答記録シート

回答はSharePointに保存されたExcelシートに記録されます。
2022-04-24_17h28_35.png

まとめ

今回は概要のみで、次回以降それぞれのフローを紹介します。
なお、Power AutomateにはLINE WORKSのコネクタは用意されてないので、HTTPアクションで直接APIを叩いています。
そのため、Microsoft 365のプランに含まれているライセンスでは実行できません。

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