RLoginスクリプトをキーボードショートカットで実行
RLoginにはスクリプト機能がある。
通常はマウスで「ファイル」メニュー→「スクリプトを実行」でスクリプトを選択し実行する。
これは少々面倒くさい。ここでは、キーボートショートカットでスクリプトを実行する方法を紹介する。
手順
(1)コマンド作業をスクリプト化
私はLinuxでCUIアプリケーションを使うことが多いため、そのコマンドをスクリプト化している。
例としてechoするだけのスクリプトをあげておく。
Document.Open();
wait(CONNECT);
sopen(OPEN_LOCK);
sputs("echo sample1\n");
swait(5, "#");
sclose();
exit(0);
(2)メニューにスクリプトを登録
編集メニューにはスクリプトの関数機能であるfunctionを登録することができる。
登録するスクリプトは以下のようになる。
function sample1(){
include("sample1.txt");
}
function sample2(){
include("sample2.txt");
}
function sample3(){
shellexec("sample3.bat");
}
menu(0, "サンプル1", "sample1");
menu(1, "サンプル2", "sample2");
menu(2, "サンプル3", "sample3");
shellexec()
を使用することでバッチファイルをRLoginから実行することもできる。
この時点でスクリプトの実行を試すには「ファイル」メニュー→「スクリプトの実行」でmenu.txtを選択する。
これでメニューにfunctionが登録される。
sample1.txtを実行するには「編集」メニューから「サンプル1」を実行する。
(3)RLoginのキーカスタマイズ
「キーボード」のところで設定。
これによりAlt+1, Alt+2などにメニューの機能を割り当てることができる。
割り当て後にはメニューにショートカットが表示される。
(4)実行
Alt+1 でサンプル1を実行。
Alt+2 でサンプル2を実行。
(5)エントリースクリプトの設定
エントリースクリプトに作成したmenu.txtを指定しておく。
接続時にスクリプトが実行されるため、接続のたびに実行しなおす必要がなくなり便利。