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git configでユーザー情報を設定してもmagitで参照できない問題

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WindowsでのEmacsホームディレクトリ

ちょっとハマったのでメモがてら。WindowsでEmacsを使う場合、.emacs.dを読み込む位置はホームディレクトリになるのですが、ほかのOSと違い、Windowsの場合は

  • $HOMEが設定されてる場合はその場所
  • レジストリに切られている場合はその場所
  • AppData/Roaming配下

上位から優先順位でこうなります。Windowsの場合はデフォルトで切られている環境変数はHOMEPATHでありHOMEではありません。なのでHOMEが無いと自動的にUsers/foo/AppData/Roaming配下がEmacsでのホームディレクトリになります。つまりここから.emacs.dを読みに行きます。

gitconfigの値

で、何にハマったかといえば、gitで

git config --global user.email "foo@bar.com"
git config --global user.name "Foo Bar"

と設定すればcommit時のauthor情報として認識してくれる訳ですが、git bashのHOMEは大体の場合はUsers/fooになってるわけです。つまり.gitconfigが置かれる場所はUsers/fooになるわけです。

…なんとなくわかりましたか?Emacsが参照するホームディレクトリとgit bashが参照するホームディレクトリが違うため、git configを設定してもmagitでauthor情報が参照できずに

unable to auto-detect email address

と怒られてしまうのです。でもgit config --listみてもちゃんと設定されている。あれ?あれあれ?となるわけですね。これで1時間費やしました。最終的には

  • 環境変数でHOMEを切って.emacs.dを移動させる
  • .gitconfigをAppData/Roamingに移動する

のどちらかですけど、通常はHOMEを設定して.emacs.dを移動させたほうがいいでしょう。

Windowsの環境変数

まあちゃんとHOMEを設定しとけよ!という話なんですけど、ついつい忘れがちで意外とハマりそうです。ちなみにWindowsでの環境変数設定はRapid Environment Editorというソフトウェアが非常に便利でおすすめです。

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