1月
TownTech教育
2022年度実証授業として始まったTownTech教育を前年11月から実施しており、1月が最後のWebサイトまとめ〜最終成果発表となりました。最終成果発表は授業参観となっており、子どもたちが作ったサイトを手元のスマホで見てもらったりもできて大変喜ばれました。TownTech教育概要
TownTech教育は以下の二つを目的として、4つのステップで進める地域探求学習です。目的
・自分たちの住んでいるまちのことを知りまちを誇りに思う気持ちを育てること・調べた結果をWebサイトにまとめる過程で相手に伝わるようにまとめることやWeb上に記載する際の注意点、正しい情報の判断などを身につけること
STEP
1. 見る・知る:フィールドワークでお話を聞いたり実物を見て回る2. 調べる:本やWebで調べる→リファレンスサービスを知る・使う
3. まとめる:紙と言う範囲の限られたものに調べた内容をまとめる
4. 発信する:Webサイトに調べた内容をまとめる→情報モラル教育も合わせて行うことでWeb上のものの著作権などを気にして、情報の取り扱いを知る
CivicTechForum2022
全国4拠点を繋いだ形で行われた新しいスタイルのCivicTechForum。福岡も一つの拠点として文化財をテーマに実施しました。福岡のセッションでは、「市民が文化財を身近に感じるにはどうしたらいいか」をテーマに、福岡市博物館総館長、福岡市史跡整備活用課担当者、古代大好きコダイプレス、Code for Fukuokaで文化財のデータやテクノロジーを使ってどう身近に感じてもらえるか、といったディスカッションをしました。福岡市史跡整備活用課とCode for Fukuokaで元寇防塁のAR体験授業を実施した話など、内容は昨年の取り組み内容でお話しました。 イベントの内容は以下のYoutubeからも視聴いただけます。
CivicTechForum2022 福岡拠点
CivicTechForumのYoutubeはこちら
2月
TownTech教育
TownTech教育のふりかえりと今後に向けた方針について検討しました。3月
InternationalOpenDataDay
文化財オープンデータについて調査するオンラインイベントを実施しました。改めて調べてみると色々な気づきがありました。そしてTownTech教育の対応で一時休会としていた隔週オンライン定例MTGを再開しました。
4月
引き続き隔週オンライン定例MTGで今年度の活動など検討しました。5月
引き続き隔週オンライン定例MTGを実施しました。TownTech教育
教育計画も出る頃なので昨年度TownTech教育を実施した小学校への連絡を開始しました。6月
引き続き隔週オンライン定例MTGを実施しました。UDC2023
アーバンデータチャレンジ2023(UDC2023)は今年も福岡拠点として参加申込しました。7月
引き続き隔週オンライン定例MTGを実施しました。UDC2023・CodeforKyushu
UDC2023にBODIK賞ができたことを受け、CodeforKyushuイベントとしてBODIKオープンデータを活用する際のAPIの使い方など紹介するイベントを実施しました。8月
引き続き隔週オンライン定例MTGを実施しました。TownTech教育
今年度のTownTech教育に向けて小学校との打ち合わせを開始しました。9月
引き続き隔週オンライン定例MTGを実施しました。TownTech教育
今年度のTownTech教育の流れを決めました。10月
引き続き隔週オンライン定例MTGを実施しました。元寇防塁AR体験授業
今年度の元寇防塁のAR体験授業の打ち合わせを開始しました。昨年のトゥクトゥクで街なか移動してBBQの第2弾として、今年は新幹線で移動してBBQを実施しました。福岡には新幹線の車両基地までの10分満たない時間新幹線に普通電車のように乗れるんです。通勤、通学に使ったりと普段使いになっています。
11月
TownTech教育
TownTech教育の校外見学が始まりました。昨年度は春と秋に回りましたが、今年は秋から全て開始し、CodeforFukuokaで昨年参加できていなかった場所にも同行できました。
元寇防塁AR体験授業
元寇防塁のAR体験授業は今年は昨年よりテクノロジーに触れる時間を長めにとのことで、3Dスキャンするところも少し体験してもらいました。UDC2023
リファレンスサービスを活用して図書館で調べものするイベントを実施しました。12月
TownTech教育
情報モラル教育
TownTech教育の関連授業としての情報モラル教育の授業を実施しました。著作権や利用規約の話はとっても難しくて全てを理解することは難しいですが、子どもたちが当たり前に触れることのあるWebコンテンツには利用するためのルールがあるということだけはしっかり伝わりました。使える=使ってよいではないことに気づいてもらった回でした。
リファレンスサービス授業
続いて調べもの学習の始まりに、リファレンスサービスの授業を実施しました。図書館での利用はもちろんですが、図書室の司書さんにもご協力いただき、本での調べ方について学び、準備された本で調べる時間となりました。
文化財
文化財を身近に感じてもらうために、水鳥型埴輪(通称:があこ)と触れ合い、があこの3Dデータを使って3Dプリンター出力するイベントを実施しました。当日はエンジニアカフェ(文化財)にがあこ(文化財)が来館し、文化財データの活用について話しながらがあこのプリンター出力を待ちました。Code for Fukuoka再スタートからの6年目、振り返りました。
最後に
前回昨年の振り返りに少し登場した小学校との授業ですが、今年の初めに昨年度の仕上げが終わり、今年の振り返りの最後にまた今年度の授業が始まりました。そして、今年初めに取り組んだ文化財についてのイベントは継続していこうとの話の通り、今年の最後に第2回を実施しました。
やっぱり振り返りは良いですね。
来年は定例MTGだけの活動期である2月、4月、5月、6月、8月、9月のような時期もイベント的なものができるよう、1年の計画を立てて実施したいと思いました。