概要
FreeBSD 9.2-RELEASE を VirtualBox に入れてみたので、自分が初期設定をどうしたのか、残しておこうと思います。
Install
bsdinstall を使ってインストールしました。
参考: 公式のハンドブック
気をつけたことは、インストールするコンポーネントでは何も選択しなかったことです。
なるべく minimal 構成にするためと、Ports Collection はあとで最新版を取ってきたかったからです。
Ports Collection を取得して、展開
# portsnap fetch extract
すでに extract しているなら、update で更新。
# portsnap fetch update
Ports からいろいろインストール
portinstall を使うと依存関係を解決してインストールできるらしいです。
portupgrade を入れるときに portinstall が入るらしいので、portupgrade を入れます。
# cd /usr/ports/ports-mgmt/portupgrade
# make install clean
無事インストールが終わっても、コマンドが見えないので、rehash します。
# rehash
あとは、適宜必要なものをインストールします。
メモとして残しておくと、初期にインストールしたのは以下のものです。
# portinstall shells/bash editors/vim security/sudo ftp/wget ports-mgmt/portaudit ports-mgmt/portmaster
rehash を忘れると、コマンドが見えなくて、焦ります。(焦りました)
sudoers の編集
root で作業するわけにも行かないので、sudo を使えるようにします。
user: misaki は wheel グループに入れてあるので、sudores を編集して、wheel グループのユーザに sudo を許可します。
# visudo
+ %wheel ALL=(ALL) ALL
あとは、reboot して、今度は一般ユーザでログインします。
shell を bash に変更
zsh でも bash でもいいのですが、先ほどインストールした bash に変更します。
$ chsh -s /usr/local/bin/bash
# reboot
時刻合わせ
参考: 推奨公開サーバ
上記のサイトを参考に、ntp サーバの設定をします。
# vi /etc/ntp.conf
+ server ntp.nict.jp iburst maxpoll 9
+ server ntp.jst.mfeed.ad.jp iburst maxpoll 9
/etc/ntp.conf は root 権限でなければファイル保存できませんが、sudo vi とか、sudo vim みたいなことをしなくても、vim で sudo を使ってファイル保存ができます。
:w !sudo tee %
参考: sudo.vimを使わないでvimでsudoを使ってのファイル保存
あとは、起動時に時刻合わせをするよう、/etc/rc.conf を設定します。
# vi /etc/rc.conf
+ ntpdate_enable="YES"
+ ntpd_enable="YES"
root へのメール設定
root のメールアドレスを設定します。
root への log メールなどを受け取るためです。
# vi /etc/aliases
+ root: ${mail address}
# newaliases
今回した初期設定はこのくらいです。